- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092510067
作品紹介・あらすじ
もし、せっかく新築した家が四次元空間にスリップして、外出できなくなってしまったら…。もし、数学が苦手なのに、結婚の条件に難問を突きつけられたら…。あなたを奇妙な空想の世界に招待する異色のアンソロジー。
感想・レビュー・書評
-
SF。数学。短編集。
知っている作家はハインラインだけ。
数学的なコラムもあり、なかなか興味深い。
どの作品も、不思議な雰囲気が漂う。
小説として面白いと思ったのは、ニアリング「数学のおまじない」、ポージス「悪魔とサイモン・フラッグ」。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりに単行本の本を読んだ。
個人的には文庫が大好きなのですがこれは文庫がでていないので単行本を。
こういうときに電子化されていたら便利なのにと思った。
先日感銘を受けた、フェルマーの最終定理の中にもこの小説がチラっとでてきてとても興味を持った。
この小説は数学というより、世にも不思議な物語要素が詰まった短編集だ。
どのストーリーもとても印象深く今までに覗いたことのない世界が広がっていた。
そして解説付きで歴史上の人物などがたくさんでてくるので教養にもなる。
ロバートAハインラインはこの読書ログの課題図書「夏への扉」の著者でもあって凄く期待したし、期待どおりの面白い数学的ストーリーだった。
読み返せば読み返すほど、理論の理解ができるようになるかなぁ。 -
1994.9.20.初、並、帯なし
2013.2.21.松阪BF -
久々の数学系でした。四次元の建築物やクラインの壺が、もしできちゃったらどうなるか…といった物語を集めた短編集です。こういうことをイメージだけるだけスゴイと思います。
-
星新一の影響で読んでみた。