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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092510074
感想・レビュー・書評
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実際の探検隊の日記をもとに構成されている。冒険のワクワク感と壮絶な自然との対峙。現代と比べて当時の装備品の非力なことを思うと、その冒険が如何に危険であったか。
それぞれの死に方は生き方なのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
角幡唯介の著書に触れられていたので読んでみた
でも角幡が述べていた極夜でのコウテイペンギンの卵を探す内容が載っておらず…
他の出版社の版には載ってるのかな?
とりあえず次は有名な(?)中公文庫のを読んでみようと思う
この小学館版は訳が良いのか非常に読みやすく一晩で読了した
ペンギンのくだりが載ってたら満点だった -
南極点を目指すイギリスの探検隊による壮絶な探検記。著者は探検隊のメンバーの1人であるチェリーであり、彼の視点からも描かれているが、主に極点隊の日誌を抜粋する形で、探検がどの様に進行したかをまとめている。
「旅」とタイトルにはあるが、旅の範疇をはるかに超えていて、大冒険とした方が相応しい。状況は最悪だったが、探検隊の活躍は想像を絶するもので、探検隊は素直に賞賛に値する。
チェリーは最後に「探検とは、知的情熱の肉体的表現なのだ。」と述べている。人類にとって未踏の地が多く、国の威信や名誉をかけて熾烈で熱い競争が繰り広げられていた時代の話ではあるけれど、心に響く言葉でした。
熱く生きたい人にオススメです。
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