手仕事の日本 (地球人ライブラリー 043)

  • 小学館 (2000年2月24日発売)
4.17
  • (3)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784092510432

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 原田マハの『リーチ先生』を読んだことがきっかけで柳宗悦を知り、そこから民藝に興味を持つようになり、この本にたどり着きました。
    柳宗悦は日本各地を旅して、その土地に根づく民藝を見出し、評価していきました。
    私の住む静岡県内では、掛川の葛布、福田の刺子織、横須賀の凧、伊豆の麦藁細工などが紹介されています。
    昭和15年頃の話ですが、当時すでに地方の民藝が廃れつつあることを柳は心配していました。
    それにもかかわらず、今日までその民藝が受け継がれていることに、作り手の方々の努力と情熱を思い、深い敬意を抱かずにはいられません。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

(やなぎ・むねよし)
1889-1961。美術評論家、宗教哲学者。学習院高等科在学中に志賀直哉、武者小路実篤らと雑誌「白樺」を創刊。濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチ、富本憲吉らと出会い、1925年に民衆的工芸品の美を称揚するため「民藝」の新語を作って民藝運動を本格的に始動させた。『柳宗悦全集』(全22巻、筑摩書房)がある。

「2024年 『民藝のみかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柳宗悦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×