理数センスが育つ算数王パズル(中級編): AI時代に必要な発想力・イメージ力・創造力をみがく厳選42問

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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092534872

作品紹介・あらすじ

AI時代で勝つための理数脳を育てる42問

理学博士でサイエンス作家の竹内薫氏が中心となって編集した小学生向けの理数アタマを鍛えるパズルです。

竹内氏は自らが校長となってフリースクール「YES International School」を開校。来たるAI時代に対応できる子ども達を育てるべく、従来のカリキュラムに英語とプログラミング言語も教える斬新な教育方法を取り入れています。

「じっくり考えるプロセスこそ理数脳を育てる」という竹内氏の考えに基づき、本書は楽しくて何度も解きたくなるような問題や、別の解法を探したくなるような問題ばかりを用意しました。

自分の力で解く喜びを味わえるよう、先に解き方を説明。徐々に難度の高い問題を出題し、気付かぬうちに理数センスが磨かれる構成になっています。

また解答と解説のページが切り離せるなどの工夫も盛りこまれています。

解説ページは保護者のかた向けで、子ども達が算数の面白さにもっと触れてもらえるように、解き方のポイントを紹介。加えて、なぜこの問題が子ども達に必要なのかなど、説明しているところも特徴的です。

サイエンス作家ならではの面白い問題も多く、あらゆる角度から楽しめるパズルです。

【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、竹内氏の教育にかける熱い思いとサイエンス作家としての視点が融合された画期的な算数パズルです。
「答えを探して考え続けることがいちばん理数脳を育てる。問題が解けたらそれで満足というパズルにはしたくない」との考えに基づき、YES International Schoolの先生方と、ほぼ1年かけてこだわりの問題を集めて編集しました。
すぐに答えを見ないよう解答のページを切り離せるようにしたのも竹内氏のアイディアです。
スタッフもかなりの実力者が揃ってます。
田森佳秀氏は、脳科学者として有名な茂木健一郎氏が一目置くほどの存在で、時々プログラミングをお願いしているような間柄です。コンピューターに関しては、「鬼才」と言われるほどの実力を持ち、数学の知識と探究心もずば抜けたものがあります。
田森氏は、数学に詳しくない人に説明するのがとても上手で、打合せのときに何度「なるほど」と叫んだか分かりません。相手のレベルに合わせて解説できる人ほど柔軟な考えができる人だと思っていますが、田森氏の能力は半端ではないと感じています。
横山明日希氏は、「体操のお兄さん」ならぬ「数学のお兄さん」として、数学の面白さを普及する活動をして、様々なイベントをこなしています。それだけにアイディアと知識は豊富で、本書に載せられなかったパズルがいくつもあります。
学校の授業ではない場所で子どもに算数を教えていることもあるのでしょう。教え方のツボを心得ていますので、解き方の説明がまるで読み物のように楽しく理解できます。
本書は、そんな新しい教育を実践しながら子ども達とふれあっている先生がたと作りましたから、あらゆるアイディアが詰まっています。
解説ページは保護者のかた向けに書かれています。この問題を解く意味の説明から、パズル遊びが単純なようで、実は高等数学の基礎とつながっている話など、保護者のかたの数学知識も増える一冊です。

著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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