広岡浅子 (学習まんが人物館 日本 小学館版 21)

  • 小学館
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本棚登録 : 142
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092701229

作品紹介・あらすじ

「あさが来た」のヒロイン、まんがで登場!

2015年9月にスタートした連続テレビ小説「あさが来た」(NHK)は、平均視聴率23.5%という国民的ドラマとなりました。そのヒロインのモデル・広岡浅子が本作の主人公です。

幕末に京都の豪商・三井家に生まれ、幼少期はおてんばで読書好きだったという浅子。大阪の豪商・加島屋に嫁いだ彼女は、加島屋のために、新しい日本のために、走り回ります。

九州・筑豊での炭鉱事業、銀行の設立、大同生命保険の創業、日本初の女子大学校設立への尽力……まだまだ男性が中心だった社会で、どんな苦難にあっても決してあきらめず、さまざまなビジネスに挑戦し続けた彼女の座右の銘は「九転十起」でした。

実業界引退後は、女子のための勉強会を主催、「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子や、女性運動家・市川房枝らが参加しました。

浅子が創業に尽力した大同生命保険は、2017年に創業115周年を迎えます。広岡浅子が生命保険事業に託した「社会の救済」と「人々の生活の安定」という想いは、今もなお同社に受け継がれています。

学習まんがの偉人伝に、新たなヒロインの誕生です。

【編集担当からのおすすめ情報】
連続テレビ小説「あさが来た」(NHK)で、女優・波瑠さんが演じた「白岡あさ」のモデルこそが、広岡浅子です。浅子が成し遂げた事業と関わりの深い、大同生命保険や日本女子大などのご協力により、また、「あさが来た」の時代考証を務められた原口泉先生のご監修により、広岡浅子の「決定版」とも言える学習まんがが生まれました。一人の女性の物語としても、明治維新から近代日本の学習教材としても、読みごたえのある一冊です。、

感想・レビュー・書評

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  • もっと広岡浅子さんに関する本を
    読んでみたくなった。

    素晴らしい行動力だと思う。
    見習いたい。

  • 明治時代の実業家である広岡浅子の伝記マンガ。
    「朝が来た」のモデルでもある。

    現在の大同生命の創立者。

  • 広岡浅子さん あさが来た 主役
    人が七回転んで八回起き上がるというのなら、
    うちの場合は九回転んで十回起き上がったようなものです…九転十起ウチはこれからもその思いで頑張ります

    小異を捨てて大同につく
    大同には無限に包み込む力という意味もある

    九度転んでも十度起き上がれば、前の九度の転倒は消滅して、最後の勝利を得るものである。

  •  NHK朝の連続テレビ小説に取り上げられた人物だそうです。この本を読んで初めて知りましたが、当時の日本で女性が活躍するというのは、今の我々が想像を絶する困難さがあったと思います。

     ご本人が九転十起と言っているそうですが、その言葉のとおり、不屈の意志で数々の事業を成功させた、何とも偉大な実業家です。

  • 2017/6/21読了

    「あさが来た」のモデル
    より当人広岡浅子の生涯
    ドラマで見ていたその通りでした。
    やっぱり女が家庭を守り、それ以外は必要ないという
    時代において、ここまで動けるというのは立派なことです。
    もとい、女性進出のかなめのような人
    (平塚らいてうさんのような運動家ではなく、行動(仕事、事業展開)として行う)
    なのに、ドラマがヒットするまで知名度が低かったのはなぜだろう。
    また激動の時代の中で、先を見越しつつ
    実業家としても活動し続けた偉人として
    ドラマが起点にしろ、彼女の生き方から学ぶことは多い。
    (作中でも「あさが来た」に言及してあったけど
    新次郎はんの絵がとても似ていました)

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