西の魔女が死んだ

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1458
レビュー : 291
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092896109

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな作品。
    今回で三読目。

    初めて声に出して読んでみた。
    母が洗い物をしている時に、その時自分が面白いと思っている本を読み聞かせたりしていて、先々月くらいから時々この本を読んでいた。

    まいのまっすぐで、けなげな言葉も、おばあちゃんの優しくてクリアな言葉も、とても好きだ。
    所々、涙でつまって読めなくなりながらもラストまでたどり着いたのに、最後の2ページは全然読めなかった。
    おばあちゃんがまいに残したメッセージの優しさに涙が止まらない。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「映画では小説とは違うところで」
      映像と文章では伝わり方が違うからでしょうね。

      観る(読む)時に、悲しそう?だと身構えてしまうかも。。。先...
      「映画では小説とは違うところで」
      映像と文章では伝わり方が違うからでしょうね。

      観る(読む)時に、悲しそう?だと身構えてしまうかも。。。先入観無くさなきゃ。
      2012/08/01
    • takanatsuさん
      「先入観無くさなきゃ。」
      泣くって書きすぎました。すみません…。

      「先入観無くさなきゃ。」
      泣くって書きすぎました。すみません…。

      2012/08/02
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「泣くって書きすぎました」
      いえいえ、それだけのコトがあるのでしょう。。。
      「泣くって書きすぎました」
      いえいえ、それだけのコトがあるのでしょう。。。
      2012/08/04
  • ジブリアニメに出てきそうな素敵な世界観!

  • 中学生の頃に読んで
    涙が止まらなかった本。

    映画も素敵だけど
    やはり原作がすごくすき。

  • どうなるんだろう…どうするんだろう…と思いながら読み進めてラスト、感動します。誰にでも訪れる、あんな気持ち、こんな思い、に自分を重ねて軽くカタルシス。誰にでも大切な人はいてその人との永遠の別れもやがて訪れる。そのあとも自分の命は続いていて陽はまた登り繰り返す。強くなるってこういうことかと勇気をもらえます。何より西の魔女からのサプライズに胸をうたれます。

  • 不登校になった中学生のまいは、一時的に田舎のおばあちゃんに預けられることに。おばあちゃんは日本に帰化したもと英国人で、「魔女」の血を引くと言う。魔女になるには意志の力を鍛えること、生活習慣を良くすること、偏見にとらわれない、憎しみに負けないこと。おばあちゃんのもとで魔女修業に励むまいのこころの成長を描く。

    世代間交流を通してのひと夏の疎開みたいな物語は、映画にもよくあるけれど、読みやすく、かつそれでいて哲学的示唆のあるこんな物語は珍しい。学校での孤立はいつの時代もあるが、それをいまどきの友ダチ論で薄めてもいない。

    おばあちゃんは存命中に人生を生きていく中での大切なことに気づかせてくれる。しかし、ひとは死んだ時こそ偉大な教材になるのではないだろうか。ラストでひさしぶりに泣いてしまった。子どもにはぜひとも読ませたい名作。

  • 話の筋だけを言えば、不登校になった中学生がおばあちゃんちでしばらく過ごしてみる、という話。
    庭に生える木いちごだとか、あらったシーツはラベンダーの茂みの上に広げて乾かすだとか、素敵なことが沢山描かれていた。

    現実は現実だし人間は完全ではないし、戦うんじゃなしに時にはいなして生きていく…しかない。みたいな、そういう生々しい現実を生きる話だった。

    描かれる魔女の超能力も、なんだろう、「気のせい」とか偶然とか、冷静になればそんな風に説明できる奇跡しか一貫して行われないのに、それでも魔法にかけられたみたいになってしまう。
    清濁併せ呑んで大人しく大人になっていくしかない、そういう「ピュアな子供じゃいられない」という変化や成長が、きらきら輝くものに感じられる。そんな素敵な物語だった。
    読んでよかった。

  • 10年ぶりに再読。

    分かっていて読んでいても終盤の描写(演出?)が神懸っている。これ以上温かくひきしまったラストの物語を他にまだ知りません。

    まいの近所のおじさんへの嫌悪感が好意に転じない、というのも意味があることなんだろうな。安易に実は良い人でしたってならないところが現実的だと思う。おばあちゃんの魔女の修行・あり方も現実的というか読み手の世界から離れることはない。ファンタジーだけど今ある心と体を自分で動かすということが魔法以上に力を持つ(必要なこと)というところが好き。

  • やるせない哀しさではなく、
    希望のある哀しさを感じる良本。

    一生忘れられない本。
    年間数百冊単位で読書を楽しむ私が
    お勧めの本を、といわれると
    一番に思い出す本。

  • 梨木香歩さんはすごいっっ♪

  • 小学生の時に読んで、初めて読書で泣いた。また読みたいなぁ

著者プロフィール

梨木 香歩(なしき かほ)
1959年、鹿児島県生まれの小説家、児童文学作家、絵本作家。
『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。映画化もされたこの受賞作が最も著名な代表作となる。
ほかに新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞、『渡りの足跡』で読売文学賞随筆・紀行部門をそれぞれ受賞。
受賞作以外の代表作として、『家守綺譚』、『沼地のある森を抜けて』、『ぐるりのこと』などがある。

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