- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092897373
作品紹介・あらすじ
うでずもう大会に向けて猛特訓が始まる!
弱虫で泣き虫のジュンは、何事にも自信のない少年でした。ある日、クラスで「うでずもう大会」をすることになりました。ジュンはうでずもうが大の苦手、一度も勝ったことがありません。そんなジュンを見て、担任の先生が「毎朝特訓をしよう」と提案します。お姉ちゃんは、最初は続くわけないと馬鹿にしましたが、一緒に付き合ってくれることになりました。いよいよ、三人の特訓が始まります。
さて、ジュンは、最後まで特訓を続けることができるのでしょうか。そして、本当に強くなれるのでしょうか?
【編集担当からのおすすめ情報】
心に残る作品の多い作家くすのきしげのりさんの児童読み物です。2012年10月、毎日新聞大阪本社版朝刊「読んであげて」に連載された作品に加筆し再構成してまとめました。「こんな先生がいたらいいな」と連載中も大好評でした。学校内でいろいろな問題が起きる昨今、このような作品が待望されていたのだと思います。また、「あきらめなければ、きっとかなう」という、こどもたちへの熱いメッセージのこめられた作品です。
感想・レビュー・書評
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図書館本。クラスの腕相撲大会で恥さらしにならないために、一念発起。長女は5段階評価の5ではないけど4ぐはいかなー、と。4は2回は読む、レベルの評価だそうです。
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わたしも腕ずもうが苦手だから読んでみました。
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クラスの「うでずもう大会」で勝ちたいと願うジュンに、担任の先生が特訓してくれることに… 担任の先生が一人だけを特訓することに、なぜかみんなからずるいと言われないその訳が素敵だった。
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うでずもうが苦手な男の子ジュンが、先生ととっくんして「第一回四年三組うでずもうナンバー1決定戦」に向けて、大事な力を教えてもらうところが、お気に入りです。
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4年3組の担任は山下先生。自己紹介の時に、うでずもうが得意だと話し、ワザを教えてくれた。それで3組では、9月になっても、うでずもうが流行っていている。10月10日、うでずもう大会をすることになったが、負けてばかりいるジュンはゆううつ。そんなジュンに、先生はトレーニングをやってみないかと声をかける。大切なのは『続ける力』、やろうと決めたことをあきらめずに続ければ強くなれると・・・。
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腕相撲の弱い子が、担任の先生と「ネバーギブアップ」と特訓を続け、腕相撲大会で優勝。
全く正統、清く、正しく、美しい物語です。
埼玉県推奨図書らしいが、道徳の教科書のようで、暑苦しい。
ひねくれ者の私は、受け入れられないな。 -
何事にも 諦めず!ネバーギブアップ!! ステキな 先生に 出逢えて 良かったね♪おとうさんの アドバイスも ステキ♪
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クラス一腕相撲が弱いジュン。
そのジュンのクラスでは腕相撲がブーム。
自分も弱いくせに、少しでも優越感を得たいが為、
毎日自分より弱いジュンと勝負をして勝ち誇る
性格がうんこなマサル。
マサルみたいな奴多いよなぁ。
勝てない勝負を避けるまでは戦略としてもありだと思う。
けど、自分より確実に弱い相手とばっか勝負して
バカにするのはダメ! それはただの卑怯者。
俺はマサルタイプにならないよう気をつけよう。
ジュンと先生や父親とのやりとりに、何度もほろほろ来たよ。
『続ける力』を手に入れて自信を付けたジュンがカッコ良かった。
がんばった分だけ変化があるのは嬉しい。
大会時に最初はジュンを見下してたクラスの子達も、
徐々にジュンの実力を認めはじめて行く辺りから
ニヤニヤがとまらんかったわw
展開が早いので、30分ぐらいで読み終えたよ。
山下先生みたいな教師って今は少なくなったんじゃないかって思う。
続ける力も大事だけど、がんばってがんばって、
それでもどうしようもなくて死にたいとか思ってる人は、
そこから逃げ出す事も大事だよ。
世の中マサルの性格を更に悪くしたような連中が大勢いるし、
山下先生のような教師は減ってきてるから。
この本のラストのような教室が増えるといいなぁ。 -
4年3組では、うでずもうがはやっている。
ジュンはいつも負けているので、毎日がゆううつだ。
それなのに、クラスのイベントで『うでずもう大会』をやることになってしまった。
そんなとき担任の山下先生が、あきらめずにがんばり続ければぜったいに強くなれると教えてくれた。
そして、毎日早朝トレーニングに付き合ってくれると言ってくれた。
ジュンは、すこし自分に自信がついた気がした。 -
腕相撲にも、名称のついた技があるんだ。
くすのきしげのりの本って感じ。