ダレン・シャン2―若きバンパイア

  • 小学館
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本棚登録 : 2049
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092903029

作品紹介・あらすじ

友人の命を救うためバンパイアのクレスプリーとの取引で自分がバンパイアになってしまったダレン少年。半分人間、半分バンパイアとして生きていくために家族と友人を失い寂しい毎日を送っていた。ある日クレスプリーの提案で「シルク・ド・フリーク」のメンバーになり友達も出来て、ようやく笑顔がとりもどせるようになったが…。ファンタジーミステリー待望の第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 少しぐずついたけれど、2巻にとりかかる。
    最初こそダレン少年のぐずりに気持ちがずるずるするのだけれど、そのたびにバンパイアであるクレプスリーのやさしさや後悔からの献身に気持ちを落ち着かせられる。
    まあ、少年なのだと自分でも言い聞かせる。なんといっても私は生意気な少年主人公が嫌いなのだ、、、仕方ない。
    今回は、半バンパイアになったダレンが人の血を飲むことへの拒絶と、人恋しい気持ちを察してサーカスへと戻ることになったダレンにできる新たな友人との関係が深まっていく様が生き生きと描かれている。
    蛇人間のフォンと、そして人間のサムとの出会い。
    彼らとの友情を育みながら、人間である部分をいつかは捨てなくてはならないということへの怯えを抱えるダレン少年。彼の成長はなかなか。そして外の人間をサーカスにまねきいれた為に巻き起こる惨劇。そこからのクレプスリーとの関係の深まりはよかった。
    食って掛かるくらいの少年だから、彼は仲間にしたかったんだろうなと思える。これがスティーブだったら行は思えなかっただろうとも。
    A・Rもこのあと義手とかつけて(またはフリークの一部を付けて)スティーブ側で出てきたりするかしら?
    ああいう菜食主義がいるからなんだかテロみたいに言われちゃうんだろうな。失礼だ。あれは思うに思い込みやら危険なほど自分本位に思考が凝り固まる人間が、たまたま菜食主義者だっただけのことなんだと思う。
    私はなんとなく菜食主義者だけれど、肉を食べる自由はそれぞれが持てばいいと思う。だって自分の体のことなのだから、誰に意見される必要もない。
    ダレン少年も、血を飲むことをそんな風に思えたら楽なんだろうけれど、、、まだまだ苦悩は続く、、、かな。
    まだ2巻だし。
    さて、3巻を読みませう。

  • 子供の頃夢中になって読んだダレンシャンシリーズ。
    こんなに残酷な終わり方だったか、、、2巻。
    続きも読み直したい。

  • 大人になってしみじみ分かるクレプスリーの面倒見の良さ。
    罪悪感と義務感から来る行動とはいえ、裏切る気配を見せた手下を案じて強行手段に出るのは…優しさだなぁ。

    余談だけれど、他の人の「クレプスリー好きになってきた」という感想を見るのが好き。

  • 半バンパイアである以上、
    確実にやらないといけない行動がある…
    そして、その日は確実に迫ってくるわけで。

    ダレン少年はその体になった以上
    嫌というほど人間ではないということを
    痛感させられてしまうのです。

    人よりも強い力を持っていること。
    それ故に人とは違うということ。

    そして悲しき事件が起きてしまいます。
    そして運命は決まってしまうんですよね。

    もどかしいなぁ。

  • 2巻目

    人間の世界に区切りをつける話
    死と直面する世界なので、結構切ない…

  • まだ半バンパイアとしての自分に折り合いがつけられないダレンの葛藤が描かれる巻。
    ダレンのことを考えて導こうとしてくれるクレプスリーの優しさも滲み出ていて、本当の父子のようになりそうだなと、2人の今後の関係性も楽しみに。

  • クレスプリーいい人すぎる……

  • とてつもなく面白かった!
    友情ありハラハラドキドキあり…
    そして衝撃のラスト。
    子どもも大人も楽しめる作品。

    …大人の視点だとクレプスリーがいい人すぎて、クレプスリーに感情移入してしまう(^^)

  • 933-S-2
    人気作家コーナー

  • クレプスリーがただただかっこいい。
    シルクドフリークのみんながいい人ばかりで安心して読むことが出来る、でもたまにダレンの幼稚な性格にハラハラしてしまう。
    ストーリーもとても面白かった

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