ダレン・シャン2―若きバンパイア

  • 小学館
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感想 : 108
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092903029

感想・レビュー・書評

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  • つい、続けて2巻に手を伸ばしてしまった。読ませる勢いが強すぎる。
    墓場から旅立ったダレンは、クレプスリーに伴い闇の世界に踏み入れ、そして再びシルク・ド・フリークへ。孤独に苛まれている中で出会う、蛇少年のエブラ。ああ、エブラが登場した!好きなキャラクターとの再会はなにものにも代え難いほどうれしい。
    1巻では観客として怖れながらも楽しんだシルク・ド・フリークを、今回はサーカス団の一員として内側から触れていく。ダレンの視点が180度変わったのも楽しい。そして一団は不気味さを孕みつつも、それぞれに個性が際立っていて、どんどん愛着を抱かせられる。
    そして……ダレンは失敗して、経験して、そして自己変革を遂げていく主人公だったな、と改めて。まだクレプスリーへの意識にはわだかまりはあるものの、じわりじわりと変化する2人の関係の絶妙さから目が離せない。やっぱり、クレプスリーは真摯で優しいんですよ。
    サムのこともRVのことも、再読はじめたときにはさっぱり忘れていたけれど、どちらもこの2巻には欠かせない登場人物であった。そして、物語の勢いがすさまじい。ダレンの心の変化は繊細にきっちり描きあげているのに、このテンポ。読ませる力が強くてずるい小説だよなあ……。

  • 子供の頃夢中になって読んだダレンシャンシリーズ。
    こんなに残酷な終わり方だったか、、、2巻。
    続きも読み直したい。

  • 半バンパイアである以上、
    確実にやらないといけない行動がある…
    そして、その日は確実に迫ってくるわけで。

    ダレン少年はその体になった以上
    嫌というほど人間ではないということを
    痛感させられてしまうのです。

    人よりも強い力を持っていること。
    それ故に人とは違うということ。

    そして悲しき事件が起きてしまいます。
    そして運命は決まってしまうんですよね。

    もどかしいなぁ。

  • 2巻目

    人間の世界に区切りをつける話
    死と直面する世界なので、結構切ない…

  • まだ半バンパイアとしての自分に折り合いがつけられないダレンの葛藤が描かれる巻。
    ダレンのことを考えて導こうとしてくれるクレプスリーの優しさも滲み出ていて、本当の父子のようになりそうだなと、2人の今後の関係性も楽しみに。

  • クレスプリーいい人すぎる……

  • 今回も結構容赦がない。大人が不気味なわりにいい人が多いところが好きです。ミスタートールは意外とまともに商売してる笑

  • シリーズ2作目です。
    前作で「半バンパイア」となったダレンは、「友達」を作れずにいることに不満を爆発させ、同年代の「人間でないもの」がいるシルク・ド・フリークに身を寄せます。
    また、頑なに人間の血を飲もうとしない(人の血さえ飲まなければ人間に戻ることができるのでは……という淡い期待を抱いています)ダレンと、ダレンの身を案じるクレプスリーとの関係性も次第に変化していきます。
    少しずつ、親子にも似た関係性を築き始める二人の姿は、映画『レオン』のジャン・レノとナタリー・ポートマンの関係にも近いような気がします。

    2巻目は以前読んだことがある内容でした。
    3作目もうっすら記憶にあるような気もしますが、細かいところは忘れているので、続きが気になり早く読みたい、と思わせてくれます。

    サクサク読める展開の速さと描写の軽さ、主人公ダレンの葛藤と成長を描いている物語は、小学校高学年や中学生に安心して進めることができるように感じます。

  • うわぁぁ、サムぅぅぅ!
    思わず泣いてしまった。

  • 再読日:2012年3月28日
    Original title:The Vampire's Assistant by Darren Shan
    Author:Darren Shan
    Vampireになって2カ月後から始まります。
    蛇少年エブラと親友になり、Darrenが活き活きとしていて
    1巻と違った意味で楽しめました。
    Samはきっとクレプスリーが半Vampireにしないと思うけど、
    きっとこれから一緒に旅をすると思っていたのに悲しかったです。
    R.Vはあのまま死んだのでしょうか。
    環境保護は立派ですが、Darren達を放っておいて欲しいです。

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