ダレン・シャン 外伝

  • 小学館
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本棚登録 : 1268
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092903197

作品紹介・あらすじ

『ダレン・シャン』シリーズの秘密を裏から知ることができる本

「名脇役ガブナー・パールは趣味の悪い黄色のトランクスをなぜはいているのか」、「悪役スティーブは、子どものころにどんな作文を書いていたか」、「主人公ダレンの妹アニーは、あの事件のとき、日記に何を書いたか」、「ミスター・タイニーが墓地でやった不可解な行動とは」、「リトル・ピープルのレフティはどんなことを考えて生きているのか」……。シリーズのファンなら是非とも知りたかったことが、この『外伝』に収録されています。300万部を突破した人気シリーズの秘密が、著者ダレン氏の解説で語られ、人気画家・田口智子のオリジナルイラストが加わり、そしてロンドンとアイルランドで取材撮影された数多くのすばらしい写真が載せられています。ファン必読、必見の本になりました。

感想・レビュー・書評

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  • もしかしたら、人によってはこの本を蛇足だと感じるかもしれない。物語も、作者の語りも。
    本編を読むだけでは知りえないことが出てくるけれど、それを知ることで、本編がより引き立つかといわれると…。どうだろうな。
    特に作者の語りは、知りたくなかったという人もいるかもしれない。

    思い出のビデオは良いプレゼントですか?
    それを見るたびに辛くはなりませんか?
    私はなんだか、素直に喜べなかったです。

  • ダレンシャンにでてきたキャラクターたちが主人公の短編集。

    アニーの日記、スティーブの作文、ガブナーのトランクスの話に、クリスマスの話、あとハーキャットがまだレフティ時代の話とかミスター・タイニーの話とか……

    短編集だけど、ファンブックらしいので、写真がたくさん乗っててしかもどうやら写ってる人は著者ダレンシャン本人みたいです。
    しかし、この作者……ノリノリである笑

    フルカラーで、ページ自体にすごく工夫がしてあって、(土で汚れてる風だったり、血が垂れてる風だったり…)なんかすごいお金のかかってそうな本でした。

  • 写真がメインなのでゆるーく読みましょう。

    やっぱり寂しいのはガブナーのお話かな。
    いびきの大きなガブナーは
    実は長い付き合いの恋人がいたのです。

    だけれども種族間の溝は
    ついに別れを決意させるものになって…

    あのお召し物はそういう理由だったのですよ。
    だからこそ切ないよな。

    しかし中の人よ、確かに昔
    悪童だったな…!!

  • 「アニー・シャンの日記」
    数日間の出来事を。
    今までしてこなかった事を始めたら、不審に思わない方が異常だよな。
    真実を知っていたら、あの日の運命は変わっていたのだろうか。

    「スティーブの作文「あこがれのバンパイア」」
    資料を沢山集めて。
    ここまで書くことが出来たのは、有力な情報を沢山見てきたのだろう。
    採点する際に、この作文を読んで気味が悪いと思っただろうな。

    「バンパイア伝説のうそ・ほんと」
    言葉のあやのよう。
    伝えられている伝説は本当であり、違いは誤差のようなものなのでは。
    これを調べるためには親しい者を作るか、自身がなるかだよな。

    「墓場にて」
    掘り出しているは。
    こんな事をしていて、誰にも見つからないというのが不思議な事だな。
    何でも言う事を聞く従順な手下がいるのは、便利な事だろうな。

    「さびしいレフティ」
    二人がいない間に。
    ただでさえ周りと違うというのに、一人取り残されるのは寂しいだろ。
    思考できる者だったからこそ、食さずに助けたのかもしれない。

    「バンパイアの恋」
    貴方と過ごす時は。
    生きる時間が違うと、どう足掻いても変わらない現実を見せられるな。
    悲しい別れではあるが、最期の贈り物は想い出に残ったろうな。

    「シャンタクロース」
    夢を配る者からの。
    姿を見られても堂々とプレゼントを出すのは、夢があまりないような。
    悪い子に渡したものは、翌朝どのような処置を行うのだろうか。

  • 4-09-290319-7
    C8397¥1400E

    ダレン・シャン外伝

    2004年3月10日初版第1刷発行

    著者:Dareen Shan
    訳者:橋本 恵(はしもと めぐみ)
    発行所:小学館

    もくじより
    はじめに
    アニー・シャンの日記
    スティーブの作文「あこがれのバンパイア」
    バンパイア伝説のうそ・ほんと
    墓場にて
    さびしいレフティ
    バンパイアの恋
    シャンタクロース
    おわりに

    訳者あとがき
    画家あとがき
    取材ルポ
    --------------------------
    全体的にツマラナイというか期待外れであった。
    バンパイアの恋はなるほどねwという事で一読の価値はあるけれどガブナーの絵もその恋人の絵も無いので入れ込めない。
    この物語の中で一番好きなキャラクターはレフティことハーキャット・マルズなんだけど、結局作者は最初どのような設定でこのキャラを出したのかは謎のままで(特に重要に考えていなかった)物語が進むうちにハーキャットの生前の設定をして、更にそれが変化していき(なぜ変化したのかは分からないけれど)作者の中ではカーダ・スモルトになった。(なぜカーダになったのかは私にはわからない、時間が前後して良いのならラーテンでも良くない?スティーブの善の部分の分身とかでも良くない?)というだけの話ハーキャットがダレンと別れた後どのようになったのか、それはデビーやアリスや最後に正気になったっぽいRVにも触れられていない。
    スティーブのバックグラウンドにも触れられていない。
    母親は居たが、どんな人なのか、父親はいないらしいが、死んだのか分かれたのか元々結婚はしていなかったのか?兄弟は居ないのか?叔父やおばや母親の親戚や祖父祖母は登場していない。仕事は何をしていたのか、仕事仲間と無縁だったのか、スティーブに対してどう思っていたのか、スティーブには少なくとも友達が居たわけで学校にも通っていたんだから地域と関わらずにいたわけではないだろうに。「スティーブは母親とそりが合わなかった。」という情報だけしか見あたらない。彼の周りに彼を子どもとして愛してくれる大人は居なかったのかしら?

    シャンタクロース 著者はアイルランド出身で祖父祖母父母との写真があったので、普通の家庭環境を知っていると思われる。兄弟の写真が無かったから、一人っ子なのかな?向こうの暮らしの中でクリスマスは特別なものなのでしょう。3巻でもクリスマスシーズンがらみでした。その割に復活祭やハロウィンのネタがありませんw

    このシリーズで表紙を並べてみても、一つ一つはそれなりにきれいなんだけど、全体として、こういう雰囲気とか、こういう流れ、とかというものがつかめず。
    これ何巻のどんな話の本だっけ?って感じで画の好き嫌いではなく、情報を提供するという意味において不便を感じるものでした。
    このサイトにおいてもサブタイトルを入れないとハードカバーのシリーズは見つからないものも多く、密林サイトでISBNを拾ってくるという作業が必要でした。

    外伝では目次の背景の画、本文中に豊富に差し込まれた写真画像、日記らしい押し花や汚れなどは好感をもって楽しめました。





    アニーシャンの日記 
    彼女が子供の頃、ダレンがサーカスへ行く前後の事が書かれている。
    埋葬後の生活やスティーブとのかかわり、子どもの事、両親の事などは触れられていない。
    スティーブの作文
    バンパイア伝説のうそ・ほんと
    墓場にて
    さびしいレフティ
    バンパイアの恋
    シャンタクロース

    ----------------------------------------

    とりあえずこの物語のシリーズは読み終えました。
    ラーテンについての何冊かの物語もあるようです。今すぐに手に取ることは多分しないと思います、ラーテンは好きですけど。

  • 「すまないな、おれのいびきで眠れなくて」(ガブナー)

    バンパイヤの恋はガブナーのキャラクターを知ってるからこそ面白くて切なかった。

  • 2013/12/12

  • 勢いで外伝まで読んでしまった。
    しかし、やはり気に食わない。

    作者が日本好きな点だけに、好感がもてた。

  • ダレンシャンシリーズを読み終わったあとに読むと面白いです

  • 読了。

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