ストラヴァガンザ 仮面の都

  • 小学館 (2003年11月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (506ページ) / ISBN・EAN: 9784092903715

作品紹介・あらすじ

時空をこえて旅をする少年ルシアンのパラレルワールド・ファンタジー

現実の世界、21世紀のロンドンでは、病床にある主人公ルシアンは、ふとしたことでストラヴァガント(時空をこえる旅のこと)の術を身につける。そして、16世紀のヴェネチアにそっくりの架空都市ベレッツァへと行き来するようになる。ベレッツァを治める元首ドゥチェッサは、才気あふれ、都の象徴として、人々の信頼を一身に集めていた。このドゥチェッサをめぐる陰謀の中、ルシアンはドゥチェッサを助け、大活躍する。 物語のもうひとつの魅力、ベレッツァという都は、ヴェネチアとは違うが、それぞれの歴史、風習、風景は微妙に重なり合い、どれが実像か、どれが幻影なのか…不思議な世界が現出する。壮大なパラレルワールドを描いた“歴史ファンタジー”だ。

みんなの感想まとめ

時空を超えて旅をする少年ルシアンの物語は、幻想的な風景と心情が織りなす美しい文章で描かれています。架空都市ベレッツァの魅力は、実在のヴェネチアと微妙に交錯し、読者を不思議な世界へと誘います。主人公の冒...

感想・レビュー・書評

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  • 情景や心情が目に浮かぶ文章で読みやすくて美しいです。ヴェネチィアに行きたいな……

  • 夜は別の世界に行くお話。
    中学生のころに読んだ本。懐かしかったけど、眠ると別の世界に行ける少年が…どうなるんだっけ?とまた新鮮に読めました。

    最後そうだったっけ?という感じでした。
    両親の気持ちを考えると悲しいけれど、この冒険を思うとそれでも良かったのかな。

  • おしえてくだい、ぼくはもう、気がへんになりそうだ

    主人公ルシアンそっちのけで、異世界の師銀髪イケメンのロドルフォに撃ち抜かれてしまった。心を。
    ヨコシマな目でしかみれなくなる前に、読みたかったです。
    結論に賛否両論あるときいていたのですが、私は「あり」だと思います。

  • 風景がとても細かく描かれていてきれい。
    私たちが知る世界にとても似ていて少し違うという
    つかみどころがない世界観に引き込まれました。

  • 図書館でジャケ借りしました。
    情景がすごくきれいです。

  • 時空を越えて別の世界に旅することを「ストラヴァガント」と言い、本書「仮面の都」に「星の都」「花の都」と続く三部作。

    主人公は、ロンドンに住む15歳の少年ルシアン。悪性腫瘍を患っていて、病気のためか治療の副作用か、ベッドの上で口をきくのもつらい状態だった。そんな彼がふとしたきっかけで「ストラヴァガント」した先は、ヴェネツィアに似た美しい水の都ベレッツァで、時代は16世紀ごろらしい。
     ルシアンはロンドンとベレッツァを行き来するようになる。ロンドンでは病気療養中だが、ベレッツァでは健康で活動的に動き回れる。そしてベレッツァの、これまた活動的な同い年の少女アリアンナと友達になる。


    タイムトラベラーということになるのかな。
    いろいろな設定が面白い(ストラヴァガントするときの持ち物とか、場所とか人物設定とか)
    一番楽しく読めたのは、ヴェネッツィアを彷彿させるところ。
    イタリアの風景を思い浮かべながら読めるのは幸せ。

  • いやー、面白い。内容的には宗教観を抜いたネシャン・サーガだな。パチモンなかんじはすっごいするけど、でも面白い!

  • まだ途中だけど、この本はおもしろい。
    主人公は、15歳の悪性腫瘍を患っている子だけど、
    この子(ルシアン)が、きっかけがあって、
    違う時代の違う世界(16世紀のイタリアににたタリアという国)を行き来できるようになり、
    そこではルシアンは病気でもなく、
    元気に、いろんな冒険をしていくという話。

    ちょうど夏休みにイタリアのベネツィア行ったから、そことかぶってよけい読めちゃう。

  •  すごく面白かった。児童書だけど、細部まで世界観が構築されておりどっしり感もある。なによりも自分がベレッツァに実際にいて景色やお祭りを楽しんでいるような気分になる。並行世界を旅行することができるストラヴァガンテ。主人公のルシアンが現実世界では病弱っていう設定も面白い。とても夢があります。大満足。続編も読みたいな。児童書や異世界召喚、ヴェネツィアなどがお好きならば是非とも。

  • 時空を超えるのがストラヴァガンザ。
    一つの世界から一つの世界へ、旅する人のことはストラヴァガンテ。
    16世紀のイングランドにいた学者が偶然、切り開いた道。
    21世紀のロンドンで暮らす少年ルシアンは、ある日突然、異次元の街ベレッツァにいた。
    ヴェネツィアに似ているが、まったく別な世界。
    女公主ドゥチェッサが治めていた。
    ドゥチェッサの寵臣ロドルフォが21世紀においた手帳をルシアンが拾い、ベレッツァへ行き来する道を切り開いたのだ。

    今の公主シルヴィアは25年も治めていて、今も若く美しいと評判。
    じつは儀式の際には替え玉を立てていたのだ。
    ベレッツァでは、独身女性は仮面を付ける習慣があったために、出来たことでもあった。
    レーマはベレッツァの支配権を狙って、レーマ大使はドゥチェッサの暗殺までたくらんでいた。
    この世界ではローマ建国神話のレムスとロムルスが逆になってるんですね。

    一方、アリアンナという少女。
    年の離れた兄のいる末っ子。
    小さな島で最後に生まれた子として可愛がられてきた。
    マンドラを漕ぐマンドリエーレに憧れて、男装で入学試験会場に乗り込もうとしていた。
    ベレッツァ出身の人間以外はいてはいけないという禁忌の日。
    そこで、ルシアンに出会い…
    思わず助けようとして、関わることに。

    21世紀のロンドンでは、ルシアンは腫瘍で闘病生活を送っていたが…
    マンドリエーレとして合格してしまうが、ロドルフォに発見され、様々なことを教わる。
    登場人物は多彩で、華麗な祭りや暗躍するスパイと戦う危機などもドラマチックで楽しい。
    レース編みをするおばあさんなども活躍。
    ドゥチェッサのしきたりや、大人の恋の行方なども。
    大人にも読める内容です。
    著者は1945年イギリス生まれ。80札以上の著作があるそう。本書は2003年、飜訳発行。

  • ヴェネツィアに似て非なる場所が舞台のファンタジー。ヴェネツィアに行きたくなる事間違いなし。

  • このシリーズはどれも自信を持って推薦できます。
    本自体は厚いのですが読みやすく、没頭してしまいます。
    「気が付いたらこんな時間!?」なんてこともしばしば。

    異世界ワープものですが、両方の世界が丁寧に書かれています。
    ・・・ヴェネチアに行きたくなりました。

  • ストラヴァガンサシリーズの第1巻。
    設定は面白かったと思いますが、この巻以降も全て読んでいるのですが、最終巻の終りの部分しか記憶していません。

    ということは2巻以降の話はあまり印象に残らないストーリーだったのかと思います。

    まぁ、今度時間があるときにこのシリーズは再読してレビューを書き直したいです。

  • イタリアが大好きになったのは、高校生の頃に読んだこの本がきっかけでした。
    今でも大切に持って、時々読んでいます。

    ファンタジー好きの私には、たまらない物語です。
    未婚の女性がつける美しい仮面も、それぞれに意味がある複雑なレース模様も、色とりどりの家の中にあるただ一つの白い家も、全て見てみたいと思わせる本。

  • 主人公は病気の男の子。
    だけどだんだん元気になっていきます←
    ファンタジー3部作ストラヴァガンザの1作目。
    イタリアを舞台にした物語で、
    1作目はベネチアが舞台になってますまじ癒される←

  • イタリアのヴェネチアが好きな人は
    もうよむしかねえ(黙
    めっちゃロマンチックで、
    大好きです!!
    病気で長く生きられない子が、
    主人公のファンタジー物語^^

  • イギリス一辺倒だった硲の脳内に、ちょっとイタリアのエリアを設けさせた最初の作品。
    (このあと、フンケや『鏡の迷宮』などが続いた)
    続編はやや世界を広げすぎた感があり、熱がちょおーっと冷めてしまったけれど、
    やっぱり魅力的なシリーズです。

  • 未読。
    シリーズ物。全三巻。

    十六世紀のイタリアに似た世界へ、現実世界で問題を抱えた若者が使命を持った旅人として騒動に巻き込まれる。

  • 現在ちょっとツボにハマっています>ω<<br>
    ルシアンが美形設定だったことに2巻で気づき、たまげました(笑)<br>
    <br>
    自分の世界を失うってキツイよな……。<br>
    でも読んでてふと、D.W.ジョーンズのクレストマンシーの話を思い出しましたねー。<br>
    ほら、あれも世界には9人自分と同じ人間がいてって話ですから(って大分違う……)

  • シリーズ1作目。
    初めのほうは、もう訳がわからない!面倒くさくなってしばらく放置してましたが、返却期限が迫ってきたので続きを読み始める。だんだん面白くなってきました。

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