- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092905450
作品紹介・あらすじ
主人公ジェベルと奴隷テル・ヒサニの試練の旅は続く。危険な旅、苦難の道。はたして日の神サッバ・エイドの元にたどりつけるのか、非情に徹して無敵の力を得ることができるのか…。
感想・レビュー・書評
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考えさせられる一冊。
冒険物語としてもじゅうぶん楽しめるし
宗教、文化の対立や考え方の違いによる争い、奴隷制度など
現代にも残る問題も取り扱っています詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下巻は涙が止まらなかった。
ダレンシャンさんはやっぱりスゴイ!! -
ジェベルは火の神のもとえと向かう。
火の神はどんなものにも負けない力をくれるという。
そのためには陸上を歩き
奴隷を一人捧げなければいけない。
その奴隷とともに
火の神の住む山へとむかう。
しかしその道中ふたりは何度も困難に襲われ
そのたび二人で乗り越えていくうちに
二人の絆が硬くなり
イケニエとしてささげるのに
心揺れはじめたジェベル -
上巻に引き続き下巻。
いよいよ話は佳境に入り、怒涛のクライマックスに向け突っ走りますが、表現は容赦ない。深いな表現もあえて気にせずに大人の世界を垣間見せてくれます。この作品を読むと、世界にある宗教よる考え方、宗教による排他的な衝突、色んな見方が狭小ゆえに不寛容、差別など、今の現実世界における問題意識も喚起してくれ、いろいろと考えさせられる作品でした。 -
ダレン氏の読み切り。
楽しめたけど、展開が少し早かった。読者が置いて行かれたような感じ。ストーリーにうねりが無かった。ダレン氏はやっぱり、長編で活きる作家だと思う。 -
やっぱり死刑はよくないね。とは思いましたが。
でもやっぱり人を殺した人は死刑になるべきだと思う。