消えたヴァイオリン (SUPER!YA)

制作 : Susanne Dunlap  西本 かおる 
  • 小学館
3.69
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本棚登録 : 37
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092905641

作品紹介・あらすじ

クリスマスイブの日、父さんは、冷たくなって帰ってきた。いつも持っていたヴァイオリンがない。どうして、こんなことに…。主人公の少女テレジアは、勇気を持って父の死の謎に立ち向かうことを決意する。18世紀の音楽の都ウィーンを舞台にしたスピード感あふれる冒険ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 研修の課題だったのでがんばって読んだ本。amazonでもこちらでもみなさんの評価は良いのですが、私にはぴんときませんでした。実在の人物が出てくる、当時の時代背景がよく描かれている、主人公の女の子が父親の死の謎を解くために暗躍するなど、ポイントはいくらでもあげられるのですが。
    この女の子はいくつなのか、ゾルターンのどこがそんなにいいのか、お母さんは娘が何日も家に帰らないのに、気にならないのか・・ などそのあたりも謎でした。

  • 中学の時に読んでおけば、弦楽器に興味持ってたかもしれないなぁ

  • イエール大学で音楽史の博士号を取っている作者が、ハイドンが出てくる時代のオーストリアを舞台に書くサスペンスもの、ということで、きっと他の作家さんが、なんちゃってクラシック音楽家を書いてしまうようなことはないだろうと期待して読んだらば。
    18世紀オーストリアが舞台で、実在した歴史上の人物もきちんと史実にそって描かれているし、当時の生活もていねいに描かれているというのに、それでも尚漏れてくるアメリカ臭が、私には受け付けませんでした。なんだか、どこかがヨーロピアンではなくて、それが主人公を浮かせる原因に……。
    話自体は面白かったですし、とんとんと事態が二転三転するのもヤングアダルト小説らしくて面白かったです。主人公の年齢が詳しくは語られていないのですが、中学生くらい?だから少しくらい猟奇的な描写をしても大丈夫だろうと思ったのか、それくらい刺激的なことを書かないと昨今のヤングアダルトたちは気に入らないのか、それは定かではありませんが、裁判シーンは少々度が過ぎたように思えました。
    主人公が女の子なので、もちろんラブロマンスが入ってくるわけですが、自分はロマの美形を好きになって、しかも彼が最後は少し手が届かないひとになってしまっても好きで、しかも女性はオーケストラに入れなかった時代にヴァイオリンで生計を立てたちなどと夢をみているわりには、友達になったロマの女の子の「自由が大切」という気持ちを愚かな選択だと批判するのは、いかがなものか。
    弟がいなくなったのは私のせいだ!私なんて死んでしまえば良いんだ!と思った数分後に、私はこんなに大変な目に遭っているんだから、この際弟がいなくなったことにはかまっていられない、と正反対のことを言う。これが思春期だよと言われればそれまでですが、気になりました。
    私には、主人公がそこまで勇気あふれる素敵な女の子には、最後まで思えませんでした。

  • 冒険ミステリ。
    ヒロインの行動力がすごい。

    エンターテイメントで面白かったけど、ちょっともうひとつだったかな。
    期待しすぎだったか。

  • 80点。エンタテイメントに特化した児童小説。おもしろくて一気に読んだが、後に残るものなし。(つづきはまた今度)

  • これ、映画化したら面白そう♪

  • ★★★☆☆
    クリスマスイブ、父さんは冷たくなって帰ってきた。
    あれだけ大切にしていたヴァイオリンも無い。
    父さんの周りの大人たちはそれぞれ何かを隠している。
    音楽で生きていきたいという夢も胸に、その夜いったいどんなことが起こったのかを探りだしていく。
    (まっきー)

  • 読んで良かった。語り部は、ちょっと過激な少女。爪で目玉を刳り貫きたいわ!
    勧善懲悪の時代劇。展開、ちょっと都合良すぎる気がする。きっと彼がスパイ
    なんだわ!でも私は許してあげるわ!何度か夢の中の出来事を描写している
    文章があるけど、結局、すべての出来事も語り部の夢想のような気もする。
    それは、それで、面白いけど。厨二病っぽくて。

  • 洋モノYAはあまりたくさん読んできてないけど。読みごたえあって良かったです。女の子におすすめしたいミステリー。とはいえ結構がっつりミステリー。テンポも良くて読後感も良いです。

  • 内容紹介を表紙裏から転載します。
    『クリスマスイブの日、父さんは、冷たくなって帰ってきた。
    いつも持っていたヴァイオリンがない。どうしてこんなことに・・・・。
    主人公の少女テレジアは、勇気を持って父の死の謎に立ち向かうことを決意する。18世紀の音楽の都ウィーンを舞台にしたスピード感あふれる冒険ミステリー。』

    私が好きな、元気な女の子が頑張る話です。フィクションですが、作曲家ハイドンや皇帝ヨーゼフ二世、女帝マリア・テレジアなど実在の人物が出てくるので時代の雰囲気が感じられます。

    テレジアのお母さんは、自分が恋愛結婚をして貴族から飛び出てしまったのに、娘にはお見合いで結婚相手を見繕おうと考えていることに、私は納得できません。息子に必要なお金を工面するために、娘が大切にしていた楽器を売り払ってしまうし。
    そんなお母さんに不満を抱きながらも、もうすぐ生まれる妹か弟のためにお母さんに精神的負担をかけないように気を使うテレジアが好きです。
    テレジアも相当頑固で、弟トビーを引っ張りまわしますが・・・・。トビー、そんなに素直で心優しい子でこれから大丈夫か?とちょっと心配。

    陰謀が暴かれ真相が明らかになって女帝が知るところになっても、すぐに解決にならないところがリアルでした。女帝や皇帝でも貴族との力関係があり、思い通りに動くことは出来ないのです。
    庶民に対しては、証拠捏造でもたちまち重い判決が出るのに。
    水戸黄門一行が、印籠を掲げてたちまち悪を懲らしめるというのと大違いです。

    スピード感があってとても面白く読みました。

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