ロックウッド除霊探偵局 霊を呼ぶペンダント (下) (児童単行本)

  • 小学館
4.13
  • (3)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092906051

作品紹介・あらすじ

眠れなくなるほど怖い幽霊ファンタジー

霊の出没騒ぎが頻発するロンドンで活躍する除霊探偵局。ある調査で、霊の声に導かれ、壁の中から女性の死体が見つかった。その女性の首には、ペンダントが生々しくかかっていた。
この女性はなぜ殺されたのか?
このペンダントは、死後の世界とこの世をつなぐパイプとなっているらしい。
そんなある日、ロックウッド探偵局に、幽霊屋敷と名高い別荘クーム・ケアリー邸の調査の依頼が舞い込んだ。
幽霊屋敷では、とんでもない秘密が明かされる。


【編集担当からのおすすめ情報】
世界的ベストセラー『バーティミアス』の著者による待望の新シリーズです。
翻訳者の金原瑞人さんは、この作品を「笑うところは笑って、ぞっとするところはぞっとして、最後の謎解きに納得して、満足度100%のエンタテインメント」だと、絶賛していらっしゃいます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 下巻は上巻で受けた依頼のミスを巻き返そうと必死になっているところから始まります。
    そしてある新聞広告を打つのですが・・・それを見て、また別の依頼が。
    かなり危険な依頼になりそうな…さあどうなってしまうのか、そんなストーリー。

    上巻では書かなかったが、実はベストセラーだったこともあり、英語で読もうと思っていたが、なかなか進まず、図書館で見つけつい日本語を読んでみた。
    児童書にしてはたんたんと進むところが私には少しだけとっつきにくかったのだが、ストーリーは面白い(日本語で読んでも淡々としている気がする)。
    次は英語で読むことにチャレンジするかなぁとも思いつつ、ここのところ、日本語の本も疲れて読めなかったので、リハビリが必要そうだ。。。

  • 心霊現象が活発になった世界のロンドンが舞台。心霊現象を感知する能力は大人になると衰えてしまう。というわけで、除霊をするには子どもたちに頼らなくてはならない。除霊探偵局には大手で大人のリーダーもいるところもあるが、ロックウェルは子ども3人だけの会社。設定もストーリーも面白いし、キャラクターも個性的で良い。それにしても、ロンドンという街は、どうしてこんなに幽霊が似合うんだろう。

  • 下巻も読了!

    ホラー描写は上巻より怖いと聞いていたのでビクビクしてましたが、どうも私は海外のホラー描写は平気なようです。和物は媒体問わず全くダメなのに。霊の存在感のせいかな?陰湿なものと言うより主張の強いCG映像みたく脳内再生されるので怖くない。

    ミステリ部分も児童文化?YA?の読者層のひとまわりは歳を重ねているであろう私ではありますが、読みが当たってスッキリ!
    と言うよりも、寧ろ深読みし過ぎてしまった。

    最後にチラッとバーティミアスのにおいを感じて今後が楽しみになりました!!

    年齢問題はよくわからないままですが、読み進めるほど主人公トリオに愛着が。そして、終盤、山場かな?ロックウッドがイケメン発揮しててときめきました。年頃女子には効果覿面なことでしょう。2巻も予約しよう。

  • ロンドンに霊が出没し、しかもその霊というのが人間にとって有害であるという状況。

    そして、この霊を除霊できるのは、霊感を持った子供だけなのだ。

    子供向けのレーベルではあるが、除霊は命懸けだし、大人は当てにならないか、胡散臭いかで、生活も精神的にも自立した子供達3人が、孤軍奮闘する大変読み応えのある作品。

    子供だから抜けているところもあるが、3人それぞれ個性豊かで、ハードな戦い、謎解きに能力をいかして活躍している。

  • 夜になると霊に支配されるロンドン。霊感が強いルーシーは、除霊の仕事を求めてロンドンにやって来たが、雇ってくれる除霊探偵局が無い。最後の望みをかけて面接に臨んだロックウッド除霊探偵局は、子どもだけで運営しているという。…ありがちな幽霊ものかと思ったら、さすがストラウド、子ども向きでも容赦なく恐怖をぶち込んできます。命懸けの闘いとミステリーの謎解きで、最後までハラハラし通しでした。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

イギリス、ベッドフォード生まれ。7歳から物語を書き始める。子どもの本の編集者をしながら自分でも執筆。「バーティミアス」三部作は世界的なベストセラーになる。著書に『勇者の谷』(理論社)、「ロックウッド除霊探偵局」シリーズ(小学館)などがある。現在は家族とともにハードフォードシャーに暮らしている。

「2021年 『スカーレットとブラウン あぶないダークヒーロー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョナサン・ストラウドの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×