- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092906075
作品紹介・あらすじ
満足度100%のエンタテインメント
ロックウッド、ルーシー、ジョージの三人は、ビッカースタッフがかつて住んでいた家に行き、〈頭蓋骨の霊〉が言った通りの場所で、ある文書を見つける。そこには「人骨鏡の作り方」が図解されているようだった。この「人骨鏡」に真実に導く鍵が隠されているに違いないとにらんだ三人は、夜になると、フィッテス社にある黒図書館にしのびこみ、調べ物を始めた。人骨鏡は物を映す鏡ではなく、死後の世界が見える窓のようなものらしい。さらに、人骨鏡は、見たものの命を奪ってしまうという恐ろしい鏡だ。
ビッカースタッフの墓から盗まれた鏡は、人骨鏡だったのだ。そんなとき、浮浪者のフローから人骨鏡が、極秘オークションにかけられるという情報を得る。早くしないと、人骨鏡を、また闇の中に見失ってしまう。
極秘オークションが開かれる晩、人骨鏡を奪い返すことを計画する。窓から忍びこんだロックウッドとルーシーは、無事に人骨鏡を取り戻し、その謎を解明することができるのか?
【編集担当からのおすすめ情報】
世界中で大ベストセラーとなった「バーティミアス」シリーズの著者ジョナサン・ストラウドの新作シリーズ「ロックウッド除霊探偵局」は、期待を裏切らないできばえと大好評です。本作品は、シリーズ第2弾。
独特の世界観を堪能できます。
感想・レビュー・書評
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これ以降、日本語訳がない。自分で訳すしかないかな。
それほど、続きの気になるいいシリーズです! -
「人骨鏡」をめぐる争いは解決へと向かい、ついにロックウッド邸の「開かずの部屋」の謎へと迫るところで今作は締めくくられる。
ルーシーのみが対話ができる封霊瓶のドクロが鍵を握るが、憎まれ口をたたく封霊瓶の物言いは、さながらバーティミアスを彷彿させ、物語の引き立て役になっている。
封霊瓶の秘密。ロックウッドの家族について。ルーシーの特異な能力について。
今後どのような展開になっていくか、素直に次巻が楽しみだ。
相変わらずジョージはビジュアルも含めて全く魅力がないが、今後の活躍に期待。 -
やはり髑髏、好きですね。今回で好きなキャラクターが確定したので、これからも続刊あれば手に取っていきたいと思います。続きが気になるところで終わっているし。
Ⅲ種の霊って何なのかしら。寿命を全うして尚霊になった?死後の世界を知っている霊?
そもそも死んで死後の世界を知ったはずなのにそれに執着してる霊がいるのが不思議。執念なのか?殺されたからちゃんと死ねてないのか?
墓地の夜警くん、もうちょっと出番あるのかと思いましたが。
ジョージの扱いには私もムズムズしていたので、ちょっとスッキリと言うか。作者もこのエピソードの為に敢えてそうしてたのかと思うと納得。
都合よく疑いを持たれない登場人物って言う時点でネタバレみたいなものですが、ドリフ観て志村後ろ!!って叫ぶのと似ています。
今回キップスの見方もちょっと変わったかも。
個人的に、主人公が女の子で、男の子に恋心に近い憧れを抱いて無視できない、みたいなのよりか、バーティミアスのキティみたいな方が好みなんですけどね……。
因みに、ルーシーの声はかなりはっきり脳内再生される声があるんですが、これが誰の声かわからず。ディズニーの吹替をしている子役の女の子っぽい声。
ルーシーのチート感がおさまって、もっと三人が良いバランスになるといいなぁ。
そして、不本意ながら清潔になったフローが美しいことを願ってます。
そう言えば図書館のセキュリティ甘いな、ってのだけ気になった!