- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092981140
作品紹介・あらすじ
「日本の歴史」学習まんがの決定版!
第14巻 幕府の改革(江戸時代中期)
この巻では、八代将軍吉宗、田沼意次、松平定信による改革を中心に、ゆれ動く幕府の実像にせまります。
火事の多かった江戸の町に町火消しを置き、庶民の意見を聞くために目安箱を設置した八代将軍、徳川吉宗。
将軍の側用人として力を持ち、印旛沼の干拓などの事業に着手した田沼意次。
天明の大飢饉のあとを受け、財政の立て直しを図った老中・松平定信。
等々、現代の政治とも相通ずるさまざまな改革を描きます。
また、外国の学問「蘭学」と日本古来の学問「国学」など、この時代に成熟した学問の世界もしっかりととらえます。
【編集担当からのおすすめ情報】
30年以上にわたるベストセラーです。2015年現在、累計発行数は1800万部。あの「ビリギャル」もこのシリーズで日本史を学びました。全23巻をセットで読んでも、興味のある巻だけ読んでもしっかり楽しく学べます。
感想・レビュー・書評
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た ③20210608、②20210604、①20210417
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無料全巻読破チャレンジ。
暴れん坊将軍、大岡越前、上田騒動、解体新書、エレキテルあたり
https://kids-km3.shogakukan.co.jp/books/nichireki14 -
通例、歴史好きの少年少女の興味の視線は、信長だの龍馬だのの英雄英傑に注がれるもので、それにおもねるわけでもないのだろうが、わかりやすさを売り物にする学習漫画は人気のない民衆史には誌面を割かないものである。
そこをいくと、この「少年少女日本の歴史」シリーズは、名もなき民衆の暮らしの描写が充実している。「誰得?」というレベルだ。
なかんずく、この巻の第三章「一揆とききん」は白眉。長野県に伝わる義民の物語を、奔放な想像力で一編の力強いストーリーに紡ぎあげている。
まさか学習漫画で涙を流すとは思わなかった。立ち読みでもいいから、さっさと書店に走って、この部分だけ読め。 -
参考書やドリルだけでは今一歩ストーリーなく、よくわからなく面白くない。これは歴史の流れがわかり、理解を確かにする。