はじめて出会う育児の百科 0~6歳 (はじめて出会う 育児の百科)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (816ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093035217

作品紹介・あらすじ

0~6歳の育児書の決定版!!

ことばとこころの発達について月齢ごとに解説した育児書は、本書が世界で初めてです。

監修者のひとり、東大名誉教授で白梅学園大学学長の汐見稔幸さんは、監修のことばで本書の特徴のひとつとして「全体を通じて、子どもの利益を最優先させていること」を挙げました。
それは、次のようなことです。

育児書というのは、育児をする大人、親のための本です。そのため、親の立場を優先させたり、子どものためと称して親に「正しい育児」を「教えてやる」という調子になったりしがちです。
私たちはこのいずれの傾向にも陥らないように努力しました。どの月齢、年齢でも、子どもはみずから育とうとする力を豊かにもっているということを前提として、その育ちを実現するために親や社会が何をするべきかを示唆するという立場で書かれています…(中略)…親の大変さに共感しながら、子どもの伸びようとする力をどう支えていくべきか、親と一緒に考えていこうというのが本書の立場です。

お母さん、お父さんが心細くなったとき、この本を開けば、新しい気持ちで子どもと向き合うことができる、具体的なアイディアと、心に響くことばにあふれた1冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
育児情報はネットでも手に入れることができます。
しかし、教育学者、小児科医、言語聴覚士の3人の著名な専門家が時間をかけて書きあげた、丁寧で神経の行き届いた本書は、何よりも読む人を安心させ、応援するメッセージに満ちています。
1歳までは1か月ごとに、1歳~2歳は3か月ごとに、それ以上はもう少し長いスパンで、育ちにあわせたアドバイスが読めます。
からだやこころの発育について知りたいとき、今の月齢の赤ちゃんが喜ぶ遊びを知りたいとき、ことばを増やしてあげたいとき、とても役に立ちます。

本書は、たとえひとりで子育てをしているお母さんでも、この本があれば、自信をもって赤ちゃんを世話することができるように、お母さんが心細くなったときにも、気持ちが明るくなるように、という志を著者と編集スタッフが共有して作り上げました。
赤ちゃんと子どもの病気事典も巻末についています。
生まれてから6年間にお母さん、お父さんが知りたいことを網羅してありますので、とてもお得な1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • ◆きっかけ
    ブログ「笑って暮らそう」2017/6/2

  • 本屋さんでたまたま手にとり、購入しました。親と子、父と母の関係、そのそれぞれがひとつの個性であるということ、日頃誰もが考えているテーマが、数年間の子育て書のなかに凝縮されているように感じました。子育ての実用書としても読めます。ご夫婦で一冊、ぜひお近くの本屋さんで手にとってみてください。

  • 初めての育児におすすめの一冊。
    文章の語り方がやさしいのが好き☆
    赤ちゃんのこころについても書かれているところもおもしろい。

  • 子供が0歳代1歳代にはかなりお世話になった育児本

  • 子供が生まれわからないことだらけの時、とっても役に立ちました。

  • 出産祝いにお友達がプレゼントしてくれました。体のことや心のことをみやすくまとめてあるのでとっても満足。
    「こうしなくちゃいけない」よりも「これはしなくてもいい」っていう書き方が多いところがろらんに合ってる。

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著者プロフィール

1947年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京大学大学院教授を経て、現在白梅学園大学学長。東京大学名誉教授。こども環境学会副会長。専門は教育人間学。臨床育児・保育研究会を主宰。著書に『これがボクらの新・子どもの遊び論だ』(加用文男、加藤繁美氏と共著、童心社、2001年)、『「教育」からの脱皮』(ひとなる書房、2000年)、『はじめて出会う育児の百科』(小学館、2003年)、『世界の幼児教育・保育改革と学力』(共編著、明石書店、2008年)など。

「2009年 『子どもの遊び・自立と公共空間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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