- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093114066
作品紹介・あらすじ
学校では教えてくれない妊娠・出産の真実
すべての“女子”必読!
学校では教えてくれない“妊娠・出産”、“女の体”の真実。
日本ではいま、晩婚化・少子化が進み、国会議員の件が話題になったように不妊治療や高齢妊娠・出産に注目が集まっています。同時に、産科崩壊が叫ばれ、育児では、「孤育て」や子供の虐待も問題に…。
これだけ、「妊娠・出産」「産婦人科」に関心が寄せられているにもかかわらず、産科の現場では、正しい避妊の知識がない患者さんや、出産経験がある人でも出産方法への偏見や都市伝説を信じている女性が、「ことのほか多い」のだとか。
「妊娠・出産は人それぞれ違う。思い通りにいくことばかりやないし、危険もともなうことを忘れたらアカン」と語る、ベストセラー『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』著者で医師の宋美玄さん。
“モノ言う”産科医の彼女に弟子入りした、出産経験ナシの人気漫画家・吉川景都さんと一緒に、女性が知っているようで意外と知らない女性の体、妊娠・出産の現実について、わかりやすく学んでいけるコミックエッセイです。
【編集担当からのおすすめ情報】
『片桐くん家に猫がいる』でブレイクした漫画家・吉川景都さんが、30万部に迫るベストセラー『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』著者で気鋭の産婦人科医・宋美玄さんに取材し、わかりやすく「産科の現状」「妊娠・出産の現実」をまとめています。赤裸々に語りすぎる“宋先生”にときに驚き、ときに厳しくつっこまれながらも、妊娠や出産、女性の体にまつわる問題を吉川さんと同じ目線で真面目に学べる、意外と社会派なコミックエッセイです。
感想・レビュー・書評
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最低限これだけは知っておきたい、妊娠出産の知識をマンガで楽しくわかりやすく教えてくるコミック。女性セブンに連載されていたのをまとめたもの。
経験者が普遍的真理のように語って相手を不安や不快にさせることへの注意喚起が印象に残った。
啓蒙書として秀逸。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妊娠・出産についての漫画ですが、単に体のことだけでなく、病院や助産師さんなどの環境、病気、周囲への心配りなどがわかりやすく、女医さんの体験談を交えながら面白く書かれています。
赤ちゃんの障害についての話では「親の選択肢」として出生前診断や中絶について解説されたり、また妊娠・出産した人が無意識に周囲の人を傷つける言動についても触れられています。
また日本の性教育の低さから、HIVなどの病気や低年齢出産などの問題も。確かに、学校の授業では体の仕組みについては教わっても、環境や自覚・親となっての責任・養育能力については何も触れられなかったな~。むしろこの本を保健体育の副読本にしたらどうでしょう。
子宮頸がんのワクチン「サーバリックス」についても触れられていますが、連載時(2010年)の情報なのでその後問題になった副作用などについては書かれていないので注意。
妊娠を望む人・望まない人・まだ自分には関係ないと思っている人。自分や周囲が当たり前だと思っていたことや思いもよらないことがわかったりするので、どの場合であれ、女性だったら一読して損はありません。 -
内容あったかな?
会話の内容をそのままマンガにしたような感じ。
だいたい先生のアップで終わる。
検診定期的に行きたいけどね。
現実そうもいかないしね。。 -
読まなければ知らなかったことも多く、タメになる漫画だった!
【結婚したらやりたいこと】
※妊娠を考え始めたら、葉酸のサプリメントをとる。
※風疹の予防接種、検査
◎産科医がいて、帝王切開のできる施設でお産する -
妊娠、出産について分かりやすく描かれている本。学生のうちからこういうことを授業でもっとやってほしかったなぁと思います。
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妊娠と出産についてわかりやすかった。
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実話エピソードを読んで、こんなに間違った知識も広まってるんだな~と絶句。
堅いのかもしれなけど、”安易なセックスはしてほしくない”というような考えには大賛成。なんかあったときに傷つくのは女性のカラダだしね。
漫画でとても読みやすかった。
子どもが大きくなったら読ませたい。
うちは男子だけど、女の子を大事にできる男に育ってほしいなぁ。 -
女子は読んでおきましょう。男子もね。
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大好きな宋美玄さんの本。「産科女医からの~」の内容を漫画にしたもの。本で読むのもとっても響いたが、漫画でも簡単に入ってくるし、想像しやすくて若い子に読んでもらいたいと思うもの。
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目新しいことは特にないと思うけど、こういう本を出す必要を感じた先生の気持ちがよく分かるような…。
産科、婦人科って他の科と比べて、一般の人の思い込みや偏見も強い分野なのかもね。