0歳児から5歳児 行動の意味とその対応: 見えてますか? 子どもからのシグナル (実用単行本)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093114172

作品紹介・あらすじ

乳幼児の子育ての悩みをおもちの方必読です

「おもちゃを独り占めして、お友達に貸さない」
「何をするにもイヤイヤで…」
「お友達をひっかいたり、かんだり…」
「毎日イタズラばかり」など、子育ての悩みはつきません。
一見大人からすると理解しがたいことも、実は、子どもの行動の裏には理由があり、子どもからのヘルプや、発達サインの場合もあります。
乳幼児の育ちの専門家・今井和子先生が0~5歳児に見られる実例ごとに、行動の意味とその対応法を教えてくれます。

【構成】0歳~5歳の年齢ごとに章立て
・章の最初に各年齢の特徴 年齢ごとの発達の道筋、目安を紹介。
・次に各年齢にありがちな行動の意義と対応を解説。紹介する乳幼児の行動は、全部で46。以下、主だった行動です。
0歳 何でも物をなめる、人見知りをしない、ハイハイをせずに立ち上がる
1歳 遊び食べ、イヤイヤ、イタズラばかり
2歳 玩具を独り占め、だだをこねる、すぐだっこ
3歳 順番が待てない、物を壊す、どうしてを連発
4歳 かたづけない、友達と上手に遊べない、ばか・ウンチを連発
5歳 ウソをつく、友達と比べる…など。
・各章の最後には、年齢に対応した内容の子育てコラム


【編集担当からのおすすめ情報】
乳幼児の本音、行動の理由がわかると子育てのイライラも軽減します。今井和子先生の解説はうなずくばかりです。ママ、パパ、お孫さんがいる方、保育者のみなさん…乳幼児にかかわる方、ぜひご一読ください。

感想・レビュー・書評

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  • ときどき読みなおして参考にしたい本。

  • 年齢別のあるあるな悩みと対策が短めに具体例つきでまとまっていて読みやすい!

    「怒る」はあなた言葉になっている
    「叱る」はわたし言葉で伝える

  • さらっと読。
    0.12当たってた、またさらっと読み返してもいいかもね。

    自己肯定感を育てる誉め方と褒め言葉
    お利口さん×大人の評価を与える誉め方×
    お手伝いしてくれてうれしいよ、ひとりで着替えができたね、大人の気持ちを伝える。

    食事と遊びの区別。
    飽きていたら、もうおしまい。

  • 各年齢で1冊づつ出来たら良いのに。それくらい育児の悩みは多岐に渡るもの。
    「抱っこは心の浮き輪」名言。

  • 2022.1.2

  • 子どもを一人の人間として尊重しているか、懲罰的な言葉で縛ってはいないか。自分の保育を振り返るのに有効な本。量が少なめで文章も読みやすいので気軽に手にとれる。考え方ひとつで大人のストレスは緩和できると気付ける本。

  • 言われてみれば「た、たしかに~~~~!」の連続
    これは赤ちゃんとか幼児ちゃんだけじゃなく、ある意味誰にでも通じることな気もするよな…

  • 「赤ちゃん」も大人と同じ、一人の人間。

    行動には「意味」があり、その意味を理解し、尊重するのが親の役目。

    忙しさや疲れを理由にせず、子どもの行動の意味を考え、適切な声かけをしようと思いました。

  • ❮覚え書き❯
    「怒る」と「叱る」は違う。主語をあなたからわたしに変えるだけで、伝わりかたがまったく違ってくるのです。
    叱るよりもほめる方を多くしましょう。叱られることが少なければ少なくなるほど、子どもの生活は楽しくなります。

    かみついた子が、かまれた子の痛みを感じ取れるようにする援助がもっとも重要

  • しつけがちゃんとできているのだろうか、という不安はいつも付きまとう。これまで読んできた育児本は、子どもの気持ちを尊重し、子どもの要求に応えていく、という主張が多かったように感じる。抱っこして、と言われたら、どんなに肉体的につらくても、抱っこする、というような。まるで親が子どもの奴隷のようになっていると感じることもある。親の忍耐力だけを必要とされているような気にもなってくる。それを貫くことに、とても大きな努力が必要だった。
    そんな中で、しつけはどうやってやっていくべきなのか、といったことに少しヒントをもらえたと思う。

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著者プロフィール

「子どもとことば研究会」代表。20数年間、保育士として勤務の後、お茶の水女子大学などの非常勤講師を経て東京成徳大学、立教女学院短期大学教授を務めた。全国の保育者研修会で講演を行う他、保育や子どもの言葉の育ちに関連する著書を多数執筆している。

「2022年 『保育で! 親子で! 言葉の力や思考力を育む なぞなぞ600』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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