まちなか植物観察のススメ

  • 小学館
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本棚登録 : 66
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093115360

作品紹介・あらすじ

まんがで読むおもしろ植物観察の入門書

植物について知りたいと思うとき、何から始めますか?
目につく植物の名前を図鑑やネット、
時には、植物の名前を調べるアプリで、検索したりするかもしれません。

しかし、植物は、生えている環境によって、姿形を変えていきます。
掲載されている写真と全く同じものは、なかなかありません。
そもそも、その植物が、どの植物のグループなのかわからないと、
膨大な情報の中からやみくもに探さなければならなくなります。

この本は、まちなかの植物のおもしろさを伝える伝道師、
植物観察家の鈴木純先生が主催する
予約が取れない植物観察講座の内容をベースに、
新たな植物の楽しみ方を、ギャグ満載のまんがで紹介しています。

単に植物の名前と特徴を覚えるだけの植物観察から、
1,AIに頼らずとも、葉や花の様子から、植物の種類や名前を類推できる
2,植物のおもしろい生態をじっくり観察できる
3,春夏秋冬、季節ごとに表情を変える植物の定点観測も楽しめる
そして最後は、すてきな植物の世界にどっぷりはまれる、そんな読む植物図鑑です。

本を片手に、まちの植物を観察しながら、
10分の道のりを、100分かけて楽しんでみませんか?

【編集担当からのおすすめ情報】
これまでは、ただの「草」や「木」というような
ざっくりの認識だった道端の植物の塊が、
この講座を受けると
はっきりと輪郭を帯びたひとつひとつが浮かび上がる植物園へと早変わり。

いつまでも観察してしまい、なかなか前に進めず、
同行者に怒られることもしばしば…。
ぜひこの本で、身近な楽しく深い沼、植物の世界を感じてください。

感想・レビュー・書評

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  • 植物初心者にも分かりやすく、マンガ形式で読みやすかった。
    季節の楽しみ方や、知らなかった植物の基礎知識もふんだんに紹介されており、オススメの書籍なども参考になった。
    ちょっと草や樹に興味があるかも・・・ぐらいの人に良いかもしれない。私には刺さった本。
    こういう観察会、参加したら楽しそうだなーと感じた。

  • 楽しかった! 植物って花だけじゃーないんだ。まんが部分では、木や草やタネやらの見どころが面白く熱く語られてて、ワクワクしてきます。四季を通じて外を歩くのが楽しくなりそう。コラムで、なるほどーとウンチクを味わい、専門用語を少しだけかじり、植物図鑑のパートを眺めて当分楽しめそう。オススメお供本も入手したいです。

  • 3月15日【10分の道のりを100分楽しめる!著者が主催する講座で話したり観察したりしたことをもとに、まちなかで観察したい植物を紹介します。もっと詳しく知りたいひとのためにオススメお供本も掲載】
    タイトル : まちなか植物観察のススメ
    請求記号 470.7 : Su
    URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28211166

  • 植物マンガという貴重なジャンル!
    植物沼への第一歩になっちゃうかも…
    へー!ほー!がいっぱいです。
    このマンガで知った植物を見つけたくなるし、知らない植物は名前を知りたくなる!
    外を歩くときの世界の解像度がぐんと上がって、楽しみが増えました( ╹▽╹ )
    続編求む…!!

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著者プロフィール

植物観察家。植物生態写真家。1986年東京都生まれ。東京農業大学で造園学を学んだのち、青年海外協力隊に参加。中国で砂漠緑化活動に従事する。帰国後、国内外の野生植物を見て回り、2018年にフリーの植物ガイドとして独立。野山ではなく、街中をフィールドとした植物観察会を行っている。2021年に第47回東京農業大学「造園大賞」を受賞。著書に『そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい』『種から種へ 命つながるお野菜の一生』(ともに雷鳥社)、『ゆるっと歩いて草や花を観察しよう!すごすぎる身近な植物の図鑑』(KADOKAWA)、『子どもかんさつ帖』(アノニマ・スタジオ)、監修に『はるなつあきふゆのたからさがし』(矢原由布子・アノニマ・スタジオ)、『まちなか植物観察のススメ』( カツヤマケイコ・小学館)ほか、雑誌等への寄稿多数。

「2023年 『冬の植物観察日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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