運転: アシモからジャンボジェットまで (Lapita Books)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093410816

作品紹介・あらすじ

「運転」といえば乗用車のドライブを連想する。しかし実際は、乗り物の数だけ「運転」がある。飛行機から、車イス、アシモまで31種の「運転」を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 自動車誌のライターだった著者が、日本にある様々な乗り物の「運転」を紹介した本。アシモからジャンボジェットまでという副題にあるように、乗り物に限らず胃カメラや馬も含めて約30種類の操縦方法を紹介している。運転技術の説明は簡潔にまとめ、運転者へのインタビューや自分の体験が中心のエッセイ風の読み物で割と気軽に読めて面白かった。
    子供にとって、最も身近な職業は乗り物の運転手で、男の子だったら誰もが一度はバスや電車の運転手、パイロットなどを将来の夢に挙げたと思う。しかし現実に運転士や操縦士になるのは大変なことで、長い期間の訓練や修行に耐えて資格を得るものも多く、憧れだけではなれない職業のように思える。
    紹介されている30種類の運転のうち、自分で出来そうな「運転」は、ゲーム感覚のアシモの運転くらいしかなかった。ラジコンヘリや気球等もやれば出来そうだが、タンカーやジャンボ等の大型の乗り物は、たとえ訓練を受けたとしても無理。「運転」は体力も神経も(それと能力も)使って疲れそうなので仕事にするなら、運転者よりもサラリーマンが自分には向いていると思った。
    ちなみに、この本で一番驚いたのは著者の名前で、「下野」と書いて「カバタ」と読む。さすがに、これは読めない。

  • 下野康史著(なぜこの字で「かばた」さん なのかわかりません・・・)。
    著者のエッセイが読めるサイト「マカロニアンモナイト」であたったサイン入り本。

    NAVIの連載を読んでいたから内容には新鮮さはないが、
    潜水艦とか地下鉄とかSLはなかなか大変そうだなあ。
    しかし車の運転て、意外とこの中に出てくるどれよりも難しいんじゃないだろうか?
    基本的に操縦で自動化されている個所は少ない。
    追突の危険性は一番じゃないのか?ちょっとこするくらいあたりまえ!
    バックモニター付、センサー付の車もあるが、結局は操舵はマニュアル。
    自動的に車庫入れとか狭い道での車幅方向の位置調整とかしてくれれば、楽なんだけどなあ。

  • 懐かしい。リアルタイムでNAVIの連載読んでました。
    アシモの運転の巻で、将来の原発事故をアシモフが2001年に予言した記述にビックリした。きっちり10年後とは、、、。

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