明日という日 (P+D BOOKS)

  • 小学館 (2023年2月9日発売)
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  • 本 ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093524575

作品紹介・あらすじ

昭和の会社員の哀歓悲喜を描く短篇集

女癖が原因で失踪してしまった元同僚と旅先でばったり出会い、相変わらずの暮らしをしていることを知らされる「病気」。空襲で亡くなった同級生の墓参りと、その寺にまつわる悲しい話を綴る「涅槃西風」。借金で首が回らなくなっている男と、そうとは知らない二人の平凡なサラリーマンの“最後のゴルフ”の様子を描く「トラブル」など、17の作品からなる短篇集。
昭和のサラリーマンが抱える孤独、不安、悲しみ、ささやかな喜びなどが、短い文章のなかに凝縮されており、懐旧の情が掻き立てられる佳作。

著者プロフィール

1928年東京生まれ。小説家・放送作家・エッセイスト。NHKで放送台本を手がけた後、都会的なタッチの小説・エッセイを発表。1983年『私生活』で直木賞受賞。主な著書に『洋食セーヌ軒』(光文社文庫)、『私生活』(文春文庫)、『ブラックバス』(文春文庫)、『たたずまいの研究』(中公文庫)ほか多数。1994年死去。

「2016年 『神吉拓郎傑作選2 食と暮らし編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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