- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093592079
作品紹介・あらすじ
『東京いい店やれる店』16年ぶりにリニューアル。女性を口説くためのバイブル復活。
感想・レビュー・書評
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女のコを連れて行って高評価を得ることだけを目的とした店を集めた本。
と言いながら、それを無視して普通に美味しそうな、行ってみたくなる店を紹介している本として楽しめる。何より、食べ物にまつわるいろんな薀蓄が楽しい。知っている話、知らない話がもろもろあって、それを読んでるだけでも面白い。
しかも季節ごとに区別されてるから、その季節になったら本を読んで、行ってみる店を探す、というのが出来るのがいい。
そして、どうせ庶民は味の良し悪しなんかたいして分からないのだから、微妙な味の違いに拘らず、そのその美味しくて雰囲気が良い店を選ぶ、ということで一貫している姿勢もよい。
食べログとかで探すより、この本一冊読んだ方が良い店は見つかるな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルとテーマはアレだが、12ヶ月分の東京の食についてルーツなどが書かれていて素直に参考になる。
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shiro
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時代に合わないうえに中途半端。
飲食店は入れ替わりが激しいので「やれる」ことを目的にするのであれば、書籍方式はもはや時代遅れ。
そもそも高い店に連れていけばやれる、というのが幻想。
食べ物のうんちく本とするならば、その方面の体裁にすべきだった。
バブルの残滓のような本。 -
紹介されている店は少ないが、知らない店もいくつかあり参考になった。やれる店かどうかは微妙。。そして、掲載されている店の価格帯が高めなので、本気デートのときくらいしか使えなそう。ターゲットとしてる読者層は、ちょい悪世代のおじさんなのかも。
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お店の紹介だけと思うなかれ、明日にでも使える教養がてんこ盛りのありがたーい本。
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この本を使いこなすためには僕はまだ若すぎるんだと思う.現代は意識はされているけれど,バブル臭プンプンであまりリアリティを感じられないのだ.毎回ここで紹介されているお店に行くことはできないけれど,必要な時には大いに参考にしたい.
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・名著中の名著。まさに題名の通り、いい店且つやれる店が満載。
・1月〜12月のシーズンに合わせ、オススメのレストラン等が紹介されている。
・ジビエ、トリュフ等食材の教養も広がる。
・世の男性に薦めたい本。 -
食に関する雑多な知識、薀蓄が豊富に紹介されている。
季節ごとに食べるものやその歴史的、文化的背景など非常に面白い。
アスパラガス
初鰹
ロックフォール
鮎
9月と10月の月見
上海蟹、10月はメス、11月はオス
スッポン
トラフグ
おでん
生ガキ -
20年前読んだ「東京いい店やれる店」の新刊。さすがのホイチョイらしい知識と言い回し。楽しく読めた。前回はノムさんの野球理論だったが、今回は季節ごとの話。前回は股を開いたマークだったが、今回は天使のマーク。内容も前回は味よりヤることメインだったけど、今回はかなり読み応えがある。挿絵が気まコンでなくなったことがやや不満か。