学びなおしの古典 うつくしきもの枕草子: 学び直しの古典

著者 : 清川妙

• 小学館 (2004年3月30日発売)

作品紹介・あらすじ

『枕草子』をカルチャースクールで学ぶように、もう一度学び直す、大人のための古典絵本。口ずさみたくなる原文、味わいどころがわかる、清川妙の解説、王朝世界を再現する、おのでらえいこの雅やかな絵。千年の時をこえて、名作がよみがえります。

感想・レビュー・書評

[夕雲 橙さんの感想 · 2011年5月28日]

日本語はうつくしい。勉強のつもりで読みましたが、その文字で書かれた当時の宮中などの様子、何というのか雅な舞台です。
前から枕草子は気に入っていたのですが、作者の枕草子に対する熱意と、雰囲気がピッタリのイラストでつい引き込まれます。
夜、ゆっくり読みたい作品ですね。

[rin51さんの感想 · 2010年4月16日]

古文を勉強していたら、６回連続『徒然草』が載ってて、「もっとなんかないの？」と思ってたところで『枕草子』の文章が出てきて、物凄く嬉しかった！
そしてやっぱり枕草子は面白い！
古文の勉強として読んでても面白いんだから、本物ね。

そして、この本を登録している理由は・・・、
清川妙さんがむっちゃくちゃ枕草子を愛しているから。
その愛が文章一つ一つからビシバシ伝わってくる（笑）
まぁ、私が一番好きな文章は出てこないんだけど。
でもその愛がね、何よりも尊いと判断しました。

おのでらえいこさんの絵も素敵です。
私が見ていた世界が描かれています！