銭道 さすらい編 (ビッグコミックブックス)

著者 :
  • 小学館
3.50
  • (0)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093713726

作品紹介・あらすじ

いよいよインフレへの秒読みや!でも、こわがることなんかあらへんて!貧乏を楽しめてこそ、ホンマもんの金持ちや!銭道教祖、青木雄二の金銭革命。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 青木雄二の著作って面白いなぁ。社会の裏を暴く!って感じ。
    暴露本のスキャンダラスな好奇心満足に加え、
    根本に流れる、搾取する者v.s.される者という俯瞰的視点が魅力です。
    銭道(前巻)もそうでしたが、世の中のキレイな言葉の嘘を見抜き、
    躊躇の無い関西弁で言い切る文章は、歯切れがよくて痛快です。

    小泉政権(当時)の痛みを伴う構造改革とは、
    「足手まといの庶民を切り捨てて浮いた税金で、勢いのある大企業を
     活性化させることや。そうしたら後で大企業が雇用してくれるかもよ。
     ごめんな、多くの労働者よ。俺らのために死んでくれ。」
    ということが真実や!
    しかも、日本人の7割は自分を中流だと思い込んでいるから
    誰しも自分のことと思わない、そこまで小泉クンは巧みに読んでいる。

    ここまで言われるとグーの音も出ません。

    しかしそれでも、それでも、青木雄二は言います。
    大不況。資産を持っていないことが強みや、と。
    株が暴落しようと、銀行・生保が潰れようと、
    ハイパーインフレにならない限り「痛み」など生じないのです。
    下手打つ可能性が高いのは資産家なのです。
    現金持っておっても意味ないぞ。株もキツイ、競馬もアカン。
    自分にでも子供にでも投資しといた方がよっぽど確実やで。
    生きているうちの才能は磨けば無尽蔵。目減りせんよってにな。

    青木雄二が弾き語る、銭の道。2002年の著作。

全1件中 1 - 1件を表示

青木雄二の作品

ツイートする