キッスキッスキッス

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 27
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093791342

感想・レビュー・書評

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  • 2017/09/06-09/15

  • これ最高~!
    教科書や歴史に登場する人達の、熱くてやや常軌を逸した
    愛情が赤裸々に表している。
    実在の彼らの特別な対象にあてた手紙で構成された本書は
    著者の冷静で客観的な視線で書いた説明が、さらに本人たちの
    感情を浮き彫りにする。
    さらに愉快なのは、
    著者自身のラブレターを、公表している点。
    面白すぎる。

    人を社会で勝者とするのは、熱すぎようが、偏っていようが
    一途であふれかえる一時に一人に向けられた愛情なのだと
    知らされる、・・・とても深い一冊です。

  • 中に大事なものを挟んでみた。

  • どんな文豪も著名人も、好きな人の前では身も心も裸ん坊だ。
    そんなふうに思えて微笑ましいラブレター集だ。

    社会の中でいろんな役割がそれぞれにあって、一歩外に出ればそこは戦場。緊張感を持った毎日の中で、唯一自分をさらけ出し、ありのままでいられる相手があるとしたら、それは家族そして愛する人だ。
    そこでは、そこでだけは力を抜いたり甘えたりしていいのだ。

    この本ではそういった、歴史書には載っていない文豪や著名人たちの素顔を垣間見ることができる。
    どんなに神経質な作風な作家だって、どんなに危険な運動をしていた人だって、愛する人の前ではまるで武器を持たない赤ん坊だった。
    これって素敵なこと。

    だから私に素顔を見せてくれる人を私は目一杯受け入れたい。
    そして自分を見せたい。そう思うのだ。

  • 手紙って本当にすごい。
    山本五十六の手紙は特に好き。
    谷崎潤一郎もらしくていい。
    どのエピソードも素敵。

  • 文豪や著名人のラブレターが載っています。情熱的!手紙っていいなぁ・・・

  • かつての文豪・才人たちが綴った情熱あふれた19通のラヴレター

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プロフィール

渡辺 淳一(わたなべ じゅんいち)
1933年10月24日 - 2014年4月30日
北海道空知郡上砂川町朝陽台出身。1958年札幌医科大学医学部卒業。医学博士。しばらくは医者と同人誌活動を兼業。この時期1965年、『死化粧』で第12回新潮同人雑誌賞を受賞している。整形外科医師として医科大に勤務していたが、そこで行われた日本初の心臓移植手術に対し疑義を呈し、移植手術を元にした作品を記して辞職。以降、作家専任となる。その作品『白い宴』は1970年直木賞を受賞した。
1979年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞、1983年『静寂の声 ― 乃木希典夫人の生涯』で第48回文藝春秋読者賞、2003年菊池寛賞、2011年『天上紅蓮』で第72回文藝春秋読者賞をそれぞれ受賞。ほか、2001年アイスランド隼勲章騎士章、2003年紫綬褒章を受章している。
その他代表作に、映画化されたベストセラー『失楽園』、『愛の流刑地』、そしてエッセイ集『鈍感力』などがある。

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