著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 189
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093792059

作品紹介・あらすじ

『命』第二幕渾身の育児・闘病「私記」。生と死に引き裂かれた60日間の心理を描いた「精神のノンフィクション」。

感想・レビュー・書評

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  • このあたりまでは、許せた。

  • 不愉快さを感じるために読んでるようなもの

  • 1.00

  • ああそうそう柳美里ってこういう・・・こういう感性・・・・・・

  • 壮絶な闘病の記録。
    普通のガン患者が、ここまで生きることに固執出来るだろうか、とか
    お金があったとしても救えない物があるのだとか、考えながら悩みながら一気に読み進めた。
    ここまで育児に治療に周りの人を振り回すなんて、と正直冷めた目もない訳ではないのだけれど。目を離せずにはいられない。

  • 4-09-379205-4 278p 2001・2・10 初版1刷

  • 中学の頃、図書室で借りて読んだ

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:910.268||Y
    資料ID:50100023

    医療従事者(薬剤師)を目指す学生として「生と死、生命の尊厳」
    「患者、家族の心」について考えてみませんか?
    (臨床薬剤学研究室 岩﨑先生)

  • 子育ては大変なんだもの!!って恥ずかしげもなく言って、
    人からの助け(それも仕事の関係者・・・)を思う存分利用。
    どことなーく感謝の気持ちは感じられない。

    よく巻末に感謝する人の名前を羅列したりするけれど、
    この本の出版担当者への感謝だけだった。

    出版社ってそんな本や作品に関係ないところまでやってくれる、
    作家の小間使い的存在なの??
    なんだか大変な仕事だなぁ。

    お手数ですが、申し訳ないですが、という下から頼む姿勢もなく、
    何甘えてんだ、この人と全体的に感じた。

    さらにガン治療。
    たばこを吸う、末期がん患者。
    自分の主治医の治療を信じず、
    あれこれ口をはさみ、薬の専門知識を持ち、
    ってそういうものなのかしら?

    個室にトイレついていない病院なんてやだよ!

    ってでもこれ、一般庶民は言ってられない点よね?!
    なんだかなー。出版社が何千万も借金させてくれて、
    よかったですねー。

  • 一気に読まされる。
    彼女の作品にかかわらず、闘病記というものを初めて読んだ。
    最期まで諦めない患者の強い意思と、傍で支える家族の壮絶な記録にショックを受けると同時に、ガンは希少な病気ではないし、人ごとではないとおもった。
    彼のように強い意思を持って戦えるだろうか。

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著者プロフィール

柳美里(ゆう・みり) 小説家・劇作家。1968年、神奈川県出身。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」に入団。女優、演出助手を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、『魚の祭』で、第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1994年、初の小説作品「石に泳ぐ魚」を「新潮」に発表。1996年、『フルハウス』で、第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。1997年、「家族シネマ」で、第116回芥川賞を受賞。著書多数。2015年から福島県南相馬市に居住。2018年4月、南相馬市小高区の自宅で本屋「フルハウス」をオープン。同年9月には、自宅敷地内の「La MaMa ODAKA」で「青春五月党」の復活公演を実施。

「2020年 『南相馬メドレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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