生(いきる)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 174
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093792066

作品紹介・あらすじ

『命』『魂』に続く第三幕。慟哭の育児・闘病「私記」。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて、過去の辛かった看病生活を思い出してしまった。そうだった、そうだった、と思い出すことも。あの時、こんなに辛い日々は決して忘れない、と思っていたのに、日にち薬とは、よく言ったもので、輪郭を少しずつ忘れていることに気付き、自分なりにショックだった。
    周りから見て、大変だ、辛そうだ、そう思われても、かけがえのない最後の一週間を、忘れたくないのに、忘れてしまいつつあることのほうが辛いので、柳美里さんは、自分のために書き記したのかなとも、感じた。
    あの時の手帳は、書きなぐってあり、汚いけど、捨てられない。

  • 食べ物の描写と、夢うつつで見た、東との過去の情景の描写がとても印象に残った。
    逃れられない死に抗う、恐怖が襲う。
    子供はどんどん育っていくのに、愛する男はどんどん弱っていく、苦悩、哀しみ。
    これらをとにかく必死で読み終えました。

  • どんなラストが待っているのかと思いきや、まさかの看取れずじまい。どんだけ闘病中に一緒にいても見とれる保証はないという厳しい現実を突きつけられた感じ。

  • 三葛館一般 914.6||YU

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=32762

  • 中学の頃、図書室で借りて読んだ

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:910.268||Y
    資料ID:50101101

    医療従事者(薬剤師)を目指す学生として「生と死、生命の尊厳」
    「患者、家族の心」について考えてみませんか?
    (臨床薬剤学研究室 岩﨑先生)

  • どうあっても、一気読み。

    しかし、記憶力いいひとだ。

  • 東さんお最後の一カ月を書いていた。すごく細かく鮮明に。
    自分の生の感情をここまで書けるってすごいんだろうな。
    この人の戦っている姿って本当にすごい。すごいけど憧れ感はないというか、生きている場所がすごく違う気がする。この人が一番幸せって思う時っていつなんだろう。

  • 小説というよりは、自分の経験を書きなぐっただけのような気がする。癌との闘病生活は勉強になったが、それ以上に得られるものはなかった。

  • 1作目「命」2作目「魂」に続く、第3弾。元同棲相手で恩師の東由多加氏が余命1週間であるところから始まります。前2作は激しい命ごいみたいな場面が多かったんですが、今回はもう少しトーンが下がったような感じがしました。でも、闘病している本人よりも、看病している人間たちが、どんどん追い詰められていくような息苦しさがありました。

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