模倣犯 (上)

著者 :
  • 小学館
3.85
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本棚登録 : 6667
感想 : 712
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  • Amazon.co.jp ・本 (721ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093792646

作品紹介・あらすじ

公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの宣戦布告だった。直木賞受賞作『理由』以来三年ぶりの現代ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 読めば読むほど胸くそが悪くなる展開
    それだけ完成度の高い作品で、自分が引き込まれていることに気付く

    大川公園で女性の片腕が見つかる
    それから若い女性が次々と殺される
    犯人は被害者やテレビ局に電話をかけ事件の異常性を世間に広める

    第一発見者の少年は、一家殺人事件の唯一の生き残り

    今回の猟奇殺人と少年がどのように繋がるのか?

    中盤で犯人が判明し栗橋浩美とピースの異常性に恐怖を覚えた。心優しい和明は巻き込まれてしまい世間を驚かしてしまう
    早く下巻を読まなければと心が掻き立てられてしまう程、素晴らしい作品

  • 上下2巻でしかも厚手だから迷ったけどトライしてみた。タイトルだけは記憶にあったので興味半分に読み始めたら止まらず最後まで読了の上巻。
    こんなに独りよがりで残忍な二人に反発しながら読んだけどこれでまだ半分、いったい下巻にはどんな展開が待っているのかね? 宮部みゆきさんは何を伝えたいのかね? 下巻に続く。

  • 最高に面白かったーーーーーーー!!!
    特に第一部!!ハラハラドキドキ手に汗握るサスペンスが最高だった!!

    私は有馬のじーさんが推し。めっちゃカッコいい。

    二部は一部とは全然違って興味が持てなくて少しペース落ちたけど...。それでも続きが気になって一日で上巻は読み切ってしまった。

    宮部みゆき先生作品初めて読んだけど、めちゃくちゃ面白いので他の作品も読んでみたい!

  • 大学生の頃に重いのに持ち歩いて読んだ記憶。
    当時、こんなに夢中になれた本はなかった。
    続きが気になりすぎて眠らずに読んだ。
    ただ、辛い。
    心を無にして読み進めないとなかなかしんどい。

  • 劇場型犯罪。
    犯人の自己顕示欲が強く、読んでる側は犯人ってわかっているのに
    犯人の傍若無人な態度にいらいら、憤りを感じ、早く捕まえて!と
    思わずにはいられない。そんなんで、どんどん読みたくなる物語。

  • 女性連続誘拐殺人事件が起こる。
    発端は公演のゴミ箱に捨てられていた腕だった。
    有馬義男は行方不明の孫娘ではないかと、確認に行く。
    それは孫の鞠子のものではなかった。
    夫との仲が壊れ鞠子しか生きがいのない娘は精神を病んでいく。
    そこに神経を逆撫でするように電話がかかった。
    「爺さん、鞠子さんに会いたいかい?」

  • その犯行が起こったために起きた
    被害者の家族の話や
    偶然その死体を見つけてしまった目撃者の話や
    犯人の話、
    その友人の話、
    事件に関係があるもの関係ないものさまざまな物語がありました。

  •  宮部みゆきの長編ミステリー。
    僕のミステリ人生の中で、間違いなくもっとも影響を与えた作品。
     ノワールの様なジャンルで、公園のゴミ箱で女性の右腕が発見される所からはじまり、重厚で後味の悪い、残忍な事件が明るみになり...。
     上巻だけでもボリュームがあり、(文庫版だと合計6巻?のボリューム)快楽殺人的な様相、加害者の、そして被害者家族の心理描写、読んでるこちらまで心を揺さぶられる様な残忍で、極悪なストーリーにのめり込んでしまう。
     読み始めは覚悟して読むべき、しかし、だからこそ物語が進むにつれて明らかになる事実に衝撃が止まらない。
     少なくとも連続殺人を様々な側面から描写しており、それぞれが迫真に迫り、脳内で真実の様に作り上げられてしまう、宮部みゆき先生は一体どの様にこの作品を書き上げたのか。先生自身の中に悪魔がいるのでは?と思わずにはいられないほど恐ろしい作品。
    第一部から第二部までが上巻。
    そしてここまではこの物語の極一部でしかない。
    下巻まで読み終えた後の虚脱感は忘れる事が出来ない。

  • 厚さ4,5cmもの単行上、下久しぶりの読破。疲れた〜。でも先が知りたくて自然と読み進められました。当事者、警察、マスコミ、大衆‥それぞれの立場の思惑。(事実は一つしか存在しないが解釈は関わる人間の数だけある。人間は見たいものしか見ないし、信じたいものしか信じない。)読者への警告。模倣犯って聞こえはいいけど、ただの猿真似(お猿さんごめんね)。犯罪は絶対暴かれます‼︎

  • 女の腕が公園のゴミ箱から発見されたことから始まった劇場型連続殺人事件の上巻。被害者家族、発見者として巻き込まれた別の殺人事件被害者家族の少年や事件を追うルポライターの視点から見た事件と犯人の視点から見た事件、2つの角度から話が進んでいく。

    とにかく長い!1ページの文字数もかなりのものだし、1冊もぶあつい!しかも上下巻。話はすごく面白くてどんどん読むのだけれど、読んでも読んでも進まず読破まで3日かかった。

    いざ、下巻へ!!

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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