模倣犯 (上)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 5815
レビュー : 671
  • Amazon.co.jp ・本 (721ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093792646

感想・レビュー・書評

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  • 読み出したらあっさり読めちゃうよね。

    上巻の段階では樋口めぐみの行動にとても恐怖を感じる。

  •  噂の通り、とんでもなく酷い物語。フィクションだということが分かりきっているのに、こんなにも先を知りたくなるってどういうことだろう?ページを捲る手が止められず、物語の中のパズル(事実関係)を(まるで刑事のように)必死に組み立てようとしている自分がいた。
     登場人物達が、主犯に翻弄されるように、私も著者に翻弄され蹂躙されていた。宮部ワールドは、まるで、現実の闇だけを濃縮した縮図のようだ。 登場人物の設定(生い立ち)、構成(場面や時間、視点を行き来しながらの描写)が複雑すぎて、蛍光ペンで印をつけながら読んでいた。

  • 映画化もされたこの作品。ページ数が多くて読むのが大変だった。感想は下巻。

  • 最近起こる事件が多いだけに小説の世界とは思えないような世界です。正に愉快犯、劇場犯罪がドラマティックに展開していきます。ある公園で若い女性の手が発見されるところから事件が始まる。発見した人たち、被害者とその親族、加害者からの電話を通して知るその異常な人間性。あまり書くと種明かしになってしまいますが、第一部が終わったところで小説の展開は全く別角度から進みます。これもまた重層的に把握するためには面白いと思います。

  • 公園のゴミ箱から見つかった女性の右腕。連続女性誘拐殺人事件の始まり。著者が寿命を縮めてでも(おそらく)書き連ねた傑作。文庫本5冊分に相当する大長編。多様な登場人物を細かく描写。圧巻の物語。

  • 上下巻読了。感想は下巻で。

  • 続きが気になってどんどん読んだ。

  • 連続女性殺人事件の犯人側とそれを追う刑事、被害者側の目線から描かれたミステリー。

    両親と妹を惨殺され、家族の中で一人だけ生き残ったという心の傷をもつ少年。
    彼は犬の散歩中に公園のゴミ箱から女性の腕を見つける。
    それが発端となり、女性が突然失踪する事件が次々と明らかになり、その被害者の一人である女性の祖父に犯人から電話がかかってくる。
    被害者の心を逆撫でし、いたぶり面白がる犯人。
    彼らの正体は-。

    1章は被害者と犯人を追う側、2章は犯人側の目線で描かれています。
    面白い!
    だけどそれと同じくらいボリュームがありすぎる!
    上下段に段組された小さい文字で700Pというボリューム。
    もうそこは読者に好きに想像させたら?感じさせたら?
    という所まで丁寧に書き込まれているから・・・。
    ストーリー自体はすごく面白いんですが、読み終わったらお腹いっぱいという気分になりました。
    これがまだ、同じボリュームの下巻もあるんだから、中々読もうと思うには覚悟がいる本ではあります。
    ただ、いくらお腹いっぱいと言えど、上巻を読んだら下巻を読まずにはおられません。

  • まだまだ序盤。
    下巻でのクライマックスを期待。

  • 前半読了…本名さえ明かされてないピースの存在が不気味。
    こういう事件は実際おこりえるからジワジワと恐怖感に包まれる感じ。

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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