模倣犯 (上)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 5815
レビュー : 671
  • Amazon.co.jp ・本 (721ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093792646

感想・レビュー・書評

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  • 上下2巻でしかも厚手だから迷ったけどトライしてみた。タイトルだけは記憶にあったので興味半分に読み始めたら止まらず最後まで読了の上巻。
    こんなに独りよがりで残忍な二人に反発しながら読んだけどこれでまだ半分、いったい下巻にはどんな展開が待っているのかね? 宮部みゆきさんは何を伝えたいのかね? 下巻に続く。

  • 上下巻あわせて、合計約1400ページありますが、これはそんだけ価値があると思います。

  • 宮部さんの書く文章は、難しい言葉があまり出てこないのでとても読みやすい。
    一気にぐいぐいと読ませられるのだが、あまりもの長編なのでさすがに疲れてくる。
    とくに単行本の分厚さは重くて持っているのがしんどい。
    持ち運んで読む人には文庫本をおすすめしたい。

    内容については、犯人の思考に胸が悪くなる。
    男って、女って、こんな馬鹿なのか。
    人間ってこんな思考を持っているのか。
    なんだか信じられなくなっていく。
    顔やスタイルが良いって得なことばかりじゃないのだな。

  • 上下巻。長い。『理由』と同様相変わらずの枝葉の多さで途中だれてくる。けれど、それを乗り越えて読み切ってよかった。

  • 連続殺人事件の話です。簡単に言えばそうなのですが、膨大なページ数のこの本は上だけでたくさんの登場人物が出てきます。殺される者、殺す者、その家族。短い話だと飛ばされがちな所まで細かく描かれているので、自分もその中にいるような感じです。怖い。恐ろしい。とても分厚いですが、気になります。今から下を読みたいと思います!

  • 2011.11.20
    速読のあたしが全然読み終わらないーー!!!

    2011.年末読了
    ひとりひとりの人生がある日出会うことが、
    悲劇を生むこともあれば勇気をうむこともある。
    両方とも「強くひきあう」ことに変わりはないのだけれど。

  • <上>
    「犯人もまた、社会の犠牲者だと。それに反論する声は、小さくてか細くてかき消されてしまう。この世に満ち溢れているのは、みんな犠牲者ばっかりだ。...それならば、本当に闘うべき『敵』は、いったいどこにいるのだろう?」
    「皆、無意識のうちに知っている。宣伝こそが善悪を決め、正邪を決め、神と悪魔を分けるのだ。と。法や道徳規範は、その外側でうろちょろするしかない。」
    「大いなる幕開けに、空気までが甘かった。」
    「素晴らしい星空だった。夜の底に無数の小さな穴があいて、そこから光がシャワーのように降り注いでいるかのように見えた。」
    「よくない考えは、抱かないに越したことはない。よくない予想をするということは、その予想い向かって呼びかけるということだ。その結果、それまでは彼女の存在に気づいていなかった『よくない出来事』が、彼女の方に寄ってきてしまう。」

    <下>
    「人は皆、自分の目に見えているものは、他人にも同じように見えているはずだと思う。いや、意識して『思う』どころか、そういうものだと決めてかかり、あらためてそれについて考えてみることさえしていない。」
    「本当のことは、どんなに遠くへ捨てられても、いつかは必ず帰り道を見つけて帰ってくるものだから。」

  • 2016.7.19 読了


    今さらですが、どんな話か
    全く知りません。

    今さらですが、読み始めました。

    長い!! けど、面白い~
    続きが かなり気になります!!

  • 2016.4.5 再読
    模倣犯。これほど濃厚で読み応えのある本はなかなかない。
    犯人、被害者、遺族、様々な立場の心理描写が緻密。とてもひとりの人間が書いたとは思えない。
    宮部さんの特徴でもあるけど、視点がサクサク変わっても全然違和感がなく読み進められる。
    他の作家だと、ん?という言い回しや、この書き方はなんだかおかしい、雑、と感じることも多いけれど、全くない。

  • 映画を先に観たけど、原作の方が面白かった。細かい描写がいいのかも。

著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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