模倣犯 (上)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 5817
レビュー : 671
  • Amazon.co.jp ・本 (721ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093792646

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    久々に重たいのが読みたくなりまして。秋だからかなぁ、、

    連続殺人犯たちの物語

  •  
    読んだのは中学生の頃。

    長い上に、1ページ上下に段分けされていて、当時の私にはキツかった。

    よく覚えていないけれど、真一くんと滋子さん好きでした。

    上巻は事件がばら撒かれて終了した気がする。下巻で、ピース達側の描写に移った時、殺害シーンのリアルさに感心していた。

    夏場の暑いロッジでの風景が思い浮かべやすく、女性作家特有の容赦ない残酷な表現の仕方が、とても分かりやすく、衝撃的だった。

    衝撃的だったくせに詳細を覚えていない。

    下巻は止まる事無く、スラスラ読めて、佳境では寝ることも出来ずに徹夜で読んだ。

    読み終え、朝が来て、さあ寝ようという時に、「今日デパート行くから」と言われた時の絶望感。

  • 伏線と心理描写がスゴイ。
    映画は本と別物と考えたほうがいい。

    • メルさん
      コメントありがとうございます(*^▽^)ノ
      わたしは本を先に読んだので、映画を観たとき、正直「なんじゃこりゃ」と思いました。やはりあれだけ...
      コメントありがとうございます(*^▽^)ノ
      わたしは本を先に読んだので、映画を観たとき、正直「なんじゃこりゃ」と思いました。やはりあれだけの長編を2時間にまとめるのは難しい。。。
      どちらが先が良いかは分かりかねますが、宮部ワールドを愉しむには本をオススメしますよ(^-^)b
      2012/12/06
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「正直「なんじゃこりゃ」と思いました。」
      そうなんですね、、、映画は全く別物と考えて先に読みます。
      「正直「なんじゃこりゃ」と思いました。」
      そうなんですね、、、映画は全く別物と考えて先に読みます。
      2013/02/13
    • メルさん
      nyancomaruさん

      >映画は全く別物と考えて先に読みます。

      nyancomaruさんは”基本映画が先派”ですよね。
      責任...
      nyancomaruさん

      >映画は全く別物と考えて先に読みます。

      nyancomaruさんは”基本映画が先派”ですよね。
      責任重大だなぁ。。。f(^^;
      でもいろんな伏線がわかっていたほうが
      映画を観たとき補えるかも(?)
      本は読み応え十分なので愉しんでくださいね♪


      .
      2013/02/13
  • 面白かったです!!
    映画の模倣犯は当時観て、好きだったので
    今更だけど原作読んでみようと読んだら・・・面白い!!!
    原作を読んで改めて模倣犯を見たら全然違う!と思いました(笑)
    映画は別物と考えて見たほうが楽しめますね(^^;)

    かなり集中して一気に読んで、読み終わった時「あ〜終わっちゃった・・」と寂しくなりました。

    2001年に発行された本ですが2007年に続編【楽園】が出版されました。絶対読みます!

  • なぜ【模倣犯】なのか?最後の最後でやっと答えが判った。
    それが、それこそが、その言葉こそが 真犯人の鎧の裂け目だった。
    なんと象徴的なタイトルだろう。

    とてもフィクションとは思えない 細部まで練り上げられた人物像。
    けれど それとは裏腹に フィクションだと思えばこそ向き合える数々の場面。

    どの登場人物もが それぞれに重要な役割を成し、なくてはならない人物として描かれている。
    その時文章に登場していなくても どこかで確実に生きて(死んでいる場合もあるが)いることを疑わせないのだ。
    著者の 人は どんな人もその人であるというそれだけで重要なのだ という思いを見る気がする。

    そして 被害者の一人 古川鞠子の祖父 有馬義男。この物語の中で 彼の果たす役割はとても大きい。
    彼がいなければ 真犯人の書くシナリオは 少なからず違ったものになっただろう。
    著者が 最後に彼に真犯人に向けてこう語らせたのも その存在の大きさ故ではなかっただろうか。
    私の胸に じんじんと沁み入ってきたように 真犯人の胸にも沁みただろうか。沁みて欲しい。

    ――「〜〜〜。本当のことっていうのはな、XX。
    ―― あんたがどんなに遠くまで捨てにいっても、
    ―― 必ずちゃんと帰り道を見つけて、
    ―― あんたのところに帰ってくるものなんだよ」

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「なぜ【模倣犯】なのか?」
      最後まで、楽しめる構成になっているんだ、、、映画を観てから読もうと思って、ず~っと読まずに眠らせている(DVD借...
      「なぜ【模倣犯】なのか?」
      最後まで、楽しめる構成になっているんだ、、、映画を観てから読もうと思って、ず~っと読まずに眠らせている(DVD借りに行こうっと)。。。
      2013/01/18
    • あまぐもさん
      凄まじかったという印象は強く残っているのだけれど、細かいことはかなり忘れてしまいました。^^;
      機会があれば読み直してみたいです。
      凄まじかったという印象は強く残っているのだけれど、細かいことはかなり忘れてしまいました。^^;
      機会があれば読み直してみたいです。
      2013/01/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「凄まじかったという印象は強く」
      上下二冊を読ませるだけはありそう。。。
      「凄まじかったという印象は強く」
      上下二冊を読ませるだけはありそう。。。
      2013/01/22
  • 都内のとある公園のゴミ箱から、女性の右腕が発見された。その後すぐに、行方不明になっている女性の持ち物が発見される。けれど、その持ち主は、右腕の女性ではない。

    事件を追う警察。
    別の犯罪被害者の家族でもある、右腕を発見した少年。
    殺された被害者とその家族。
    事件を伝えるジャーナリスト。
    犯人の家族。
    そして、まるで舞台で演出しているように振舞う連続殺人犯。

    あいかわらず宮部みゆきは、登場人物を丁寧に描写している。それゆえ上巻721ページ、下巻698ページという長編になるのだけれど、無駄なところも足りないところもない。
    分厚い本に恐れをなしていたけれど、あっという間に読み切ってしまった。

    『模倣犯』という作品名に疑問を持ちながら読み進んでいたけれど、最後に納得。

  • 長年積読になっていて、何度も挫折していたけど、、上巻読了。物語が持つエネルギーに圧倒されて読む力を蓄えないと読めない物語だと思う。事件の裏側(表側?)人の心の機微 本当に手に取るように今目の前で起こっていることのよう、、怖いけど先が知りたい。下巻へ。

  • 15年ぶりくらいの再読です。
    18歳くらいの時に初読みをしたが、その時は若さ故かそんなに恐怖感は感じず、ただ好奇心でいっぱいで一気読みでした。
    で、大人になって再読してみたら、なんとまあ戦慄もの!
    行為そのものよりも、宮部さんの作品は心情にスポットを当ててあるものが多く、ただこの本は犯人の生い立ちや殺された遺族や本人の心情は引き裂かれるように悲しく、痛く突き刺さる。
    だけど、行為の時の考えてること、気持ちがとてつもなく恐ろしく、悪魔だと思いました。
    当然、一気読みでした。

  • 長編ミステリー小説。公園のゴミ箱から女性の腕が発見され、世間を震撼させる劇場型女性連続殺人事件が幕を開ける。
    上巻の時点ですでに犯人は分かっているが、これから先が予想がつかない。たくさんの登場人物がどう関係していくのかも気になるところ。
    犯人のクズさに耐えられなくなってきたので、そろそろ何か救いがほしい。

  • スペシャルドラマと映画を見て、興味を持ったので読んだ。一人一人の焦点の当て方、主観性が細かく、嫌な感情も自分の中にありそうに描かれていた。ピースとヒロミの関係は、ドラマより映画に近いのかなと感じた。全てがピースの計画通りではない、完璧人間ではないという印象が原作ではより感じられた。

著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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