サラリーマン「再起動」マニュアル

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093794541

感想・レビュー・書評

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  • 35歳からでも英語
    投資の勉強。バーチャル株式投資
    海外旅行は脳の筋トレ
    再起動に必要なのは、IT、英語、財務
    携帯でチケット予約できないと・・・

  • マニュアルっていうけれど、マニュアルというレベルではなく、いつも新しいことに気づかされますね。大前ワールド。

  • ネットワークという新大陸が出現してから世界は無限に広がっていった。従来のアナログ社会(旧大陸)で生き抜くことは非常に困難になった。

    そんな旧大陸にあてはまる中年のサラリーマンに向けた警告とも似たメッセージ本

    もちろん他の世代も含め非常に参考になる。

    出来る人とは
    「新大陸で将来の絵を描き、口で語り、実行できる人」
    なり

    大前さんのアグレッシブ(すぎる)生き方も随所に見られ、非常に為になった。

    [イントロダクション]志のあるサラリーマンは、きつい仕事を厭わない
    フェーズ1 第1章[現状認識] なぜ今「再起動」が必要か?
    フェーズ2 第2章[基礎編] 「再起動」のための準備運動
    フェーズ3 第3章[実践編] 「中年総合力」を身につける
    フェーズ4 第4章[事業分析編] ”新大陸エクセレントカンパニー”の条件
    フェーズ5 第5章[メディア編] 「ウェブ2・0」時代のシー・チェンジ
    [エピローグ] 新大陸の”メシの種”はここにある

  • 著者は、有名な大前研一氏で10月に発売されたばかりの新書になります。
    氏は以前から有名で、最近衰えたと思う人もいるようですが、そんな人に
    ぜひ本書を読んで欲しいと思います。全く衰える事ないそのキレすぎる思考力
    には脱帽ですね。

    本書は、30代後半〜40代に向けて執筆した。時代は既に変わっている。それに
    乗り遅れるな。そのために、IT,財務、英語の力を身に付けろ。そして、最も大切
    な現場力を身に付けろ。そこからしか新しい発想はでない。創造の時代だ。という
    内容になっています。

    1.英語、IT、財務(金融)の知識
    2.現場力
    3.創造の時代

    というキーワードは、以前から変わらないですね。しかも、これらは他の成功者
    (勝間氏、本田氏(レバレッジシリーズ執筆者))等も言っている事なので、
    既知感は拭えません。また、本書は、ケーススタディや著者の企業分析もとても
    多く含まれているし、著者独自の見解(未来の経済に対して)も随所で見られる
    のですが、説明文が少ない分、疑問が数多く残る点も残念です。(もっと詳しく聞きたい)

    しかし、それでも多くの大前思考を垣間見る事が出来るし、現場力を鍛える方法等も
    述べられているので、それを参考にして鍛える事も可能のようです。ちなみに、
    発想力を鍛えるコツは、

    1.環境を変える。場所を変える。知らない人に会う等。
    2.右脳を刺激する。アイデアは左下から上に書いていく。
    3.24時間フル思考する。そして休む。また思考するの繰り返し。

    らしいです。1なんかは現場力にも通じる点なので、ぜひ実行したいですね。
    基本的に出不精なので、本当にここは見習いたい。そして、行くだけでなく
    そこでちゃんと頭を働かせて、考察したいと思います。

    そして、上記以外にも数多くの大前知識が詰め込まれているので、何度も読んで
    実行する事をお薦めします。そして、自分自身も行いたいと思います。

    本書、お薦めです!!

  • 相変わらず面白かった。
    大前研一は、知識量も半端じゃないのがよく伝わってくる。
    人生の三大経費「家・教育費・車」にかかるお金の減らし方など、なかなか面白い。
    この人の本を読んでいると、周りに氾濫している知識の受け売りはよくないとつくづく思う。
    自分の頭で考えられるようになりたい。

  • 大前節(自慢&宣伝)は相変らずですが、何らかの気づきを毎回与えてくれます.悩んだら大前節!!!

  • 大前研一氏の著書はなんだかんだでほとんど読んでいると思います。今作は前半は今までの著作と同様の内容で大前氏の本を何冊か読まれている方にはおなじみの内容かと思います。
    しかし後半は、これからどうなっていくかという大前氏の予測や見解を書かれています。これがかなりの読み応えですし、また得るところも多いんじゃないかと思います。
    読もうと思われるなら、早めに買った方がよいかと思います。文庫化を待って買う、というタイプの書籍ではありません。

  • 大前氏の本はいつも、仕事でやる気を出したいときや何か迷ってしまっているときに読んで元気をもらってます。
    この本を読んで考え、自分の格言になったものです。

    ・人生はリスクをとるもの
    ・迷ったときは後悔しないほう、困難なほうを選択する。そのほうが絶対成長できるから。
    ・π型人間になるためにはまず、−を作る。その上で、何で(何を専門として)縦線を作るかを考える。先に縦線を作ってしまうと現状に安住してしまい、横線を引けない。


  • 力強い言葉で事実を語っていて好感が持てる。
    自らの体で感じたことをロジカルに伝えてくれる。
    これからの時代をどう生きるのか。自分の身を、家族を守るにはどうすればいいのか。
    この本にはそれが具体的に書いてある。
    漠然とした胡散臭い自己啓発本と比較するとその差は歴然としている。
    具体的な社名が展開されているあたりがコンサル上がりの著者らしい
    なにより金の匂いがするのが最もうれしいところである。

  • ◆「ウェブ2.0」時代において、グローバルな能力を身につけ、“戦闘準備”を整えておけば世界中の企業で活躍できる。グローバルな人材はほとんどいない、フリーズ国家・日本では、志のあるサラリーマンにとって大きなチャンスである。

    ◇新大陸企業では、メールやイントラネットの発達で中間管理職の意味がなくなり、上司と部下の上下関係も崩れている。(中略)新大陸で勝ち残る企業多くは、プロジェクト・ベースの組織が主流になると思う。なぜなら、新しいものを生み出していくためには、マンネリ化しやすいピラミッド組織ではなく、変化に柔軟かつすばやく対応できるプロジェクト・ベースが適しているからだ。

    ◇できる人の共通点は「ハングリーでリスクテーカー」
    ・彼らには共通点が3つある。
    ?人生はリスクをとるものと達観している、
    ?人が見ていようがいまいが、給料が上がろうが上がるまいが、自分のやりたいことをやる、
    ?常にハングリーで、強い欲求や願望がある。

    ◇「あなたの質問には、こういう前提で答えていいんですか?」と相手の質問を正確に理解したかどうかを確認したうえで「その場合、私はこういうふうに思います」と答えるタイプがよい

    ◇これから伸びる人
    ・将来の絵を頭に描けて、口でかたれて、それを聞いた人になるほどと思わせて資金を集めることができ、事業計画に落とし込んで実行まで持っていける、という能力がある人

    ◇英語をはじめとする語学の教育は、人間の本能に従って、赤ちゃんが言葉を覚える順番でやるべき(中略)「聞く→話す→書く→読む」

    ◇子供に苦労をさせたくない、という気持ちはわかる。だが「ハングリー」であるほうが、実は子供のためになることもあるのだ。(中略)親は子供に「お金」を使うのではなく、「時間」を使うべきである。

    ◇たいがいの会議は問題点や解決すべき目標が不明確だから、いつまで立っても結論が出ない。

    ◇プレゼン能力を高めるためには、とにかく論理的でわかりやすいサマリーを作る練習を繰り返さなければならない。(中略)プレゼントは、データに基づいてすべてを自分の頭で組み立て、トップが最後はどう意思決定すればよいのかということを、一言で言わなければならない。(中略)「私が考え抜いた結果はこれです」ときっぱりいえる訓練をとことん積んだ人間しか、トップから見て頼りにならないし、優れたトップになれないのだ。

    ◇3〜5年たった時に双方から感謝されるようなこと、双方がお互いにハッピーで「よかった」といえることしかやってはいけない

    ◇グーグルが登場して世界は一変した。暗記で詰め込むだけの勉強、答えがわかっていることを覚えるだけの勉強では価値が出てこない。

    ◇人員削減を進めていくと、跡から入ってきた新しい人が先に辞めて、コストの高い古い人だけが残る。平均年齢が高くなり、組織に活力がなくなる。だから、リストラをやればやるほど会社はおかしくなっていく。

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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