天使の牙

著者 :
  • 小学館
3.66
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本棚登録 : 217
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093795616

作品紹介・あらすじ

殺戮、逃亡、銃撃、監禁、復讐、そして対決――。女刑事・アスカと鬼刑事・仁王のスーパーコンビが日本最大の麻薬組織と激突する。直木賞作家が挑むハードボイルド・ロマンス巨編。

感想・レビュー・書評

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  • 夫の友人からお借りしました。
    新宿鮫の著者ですからハードボイルド小説として読み始めたのですが、途中でSF小説?エンタメ小説?と思ったりするような展開が続出し、ページをめくる手が止まりませんでした。
    でも、今振り返ってみるとやっぱりハードボイルド。
    だって、女を取り合って(?)クールな男たちが戦うし、警察と犯罪組織の抗争の話だったのだけど、銃やナイフで怖いくらい人がバンバン死ぬのだから。

  • これはめちゃめちゃ面白かった!
    新宿鮫でハードボイルドな大沢さんの本だけれど、女性がワクワクする展開だと思うので若い女の子にエンタメ本としてお勧めです。
    は?ナンジャそりゃな所も込みでハラハラドキドキしつつ、LOVEもありで愉しめました。古い本ですが面白いです。

    続編は読まない方がいい(つД`)ノ
    でも読んじゃいますね。
    気になりますもの( ^ω^ )
    でも爪は読まない方がいいっス。

  • 学生の頃に読んで、逃走劇の部分がめちゃくちゃ好きでした。
    ハードボイルドとは当時知らずに読んでいましたが、主人公たちが頑張る姿も素敵だったなぁと思います。

  • (再読)2021/04/19-04/24

  • 下巻にて

  • 新宿鮫と並んで、大沢作品のシリーズ中大好きな作品。
    なにしろ仁王とアスカの名コンビが素晴らしい。

    当時はあまりにも非現実的で突飛な設定とシチュエーションも、もう少ししたら現実のものとなるかもしれないような、そんな脳科学の先端を想像してしまう時代背景。

  • 以前借りて読んですっごく面白かったので再度シリーズ揃えて再読。

    元々骨太で体も大きく、筋力もあり男勝りだった女刑事が、細く美しい女性の護衛中にヘリの銃撃によって襲われ、目が覚めたら護衛対象の女性に脳移植されていた。その体を利用し(いやらしい意味とかじゃなくね)覚醒剤組織を壊滅するために動き出す話。

    以前読んだ時から変わらず面白い!以前の姿だった際の恋人を含め、誰を信用していいか全くわからない状態で、巨大な組織に単身で挑む姿はとても胸が踊りました。
    また、読んでて主人公同様に興奮できる小説も久しぶりだったこともあり、読み易かったです

  • 昔に読んだ本。

  • 女刑事・アスカと鬼刑事・仁王のコンビ
    脳移植されたアスカが仁王の事を思いつつ麻薬組織をおっかけていく。
    ちょっと切ないハードボイルドでした。

  • 小学生の時、初めて読んだ一般文芸。
    印象深いし話も好きです。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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