栄光なき凱旋 下

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 160
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093797276

感想・レビュー・書評

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  • 上巻に記載

  • (限りなく4★に近い3で)
    とてもおもしろい小説。
    上下2冊で、両方ともたいそうな厚さなんだけど、ぐんぐん読めた。
    しかし、重い。読むのが辛かった。でも読まずにいられないというジレンマ・・・。


  • 今まで読んだ作品がどれも面白かったので、著者で選んで図書館から借りてきた。 しかし他の作品と違いハラハラしながらどんどん読んでしまうようなものではなく、特に前半は読みにくかったが意地で読んだ。 真珠湾攻撃直前からの三人の在アメリカ日系二世たちの闘いを描いたものなので、史実に縛られる部分は展開が遅くても仕方ないと思ったが、登場人物たちには確実に惹かれていった。 最終章がすばらしく、一番ダークイメージだったジローに惚れた。 ハッピーエンドではないが、やはり希望を持たせて終わってくれた。 2007/12/8 読了。

  • 戦争によって、人生がこんなに変わるなんて。
    人種差別を受けた事がないっていうのは、幸せなんだな・・・。

  • 戦争が人格をスポイルする

著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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