- Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093797832
感想・レビュー・書評
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昔読んだ本
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あの衝撃の「不夜城」を越せるものは出せないのか。沖縄の歴史は勉強させられた。アメリカ支配そして日本復帰。虐げられた歴史なんですね。
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歴史を扱っているのだからあり得ないハッピーエンドは期待してないが、あのラストはあれでいいのだけど、むしろすばらしいと言っていいのだけど、そこに至るまでがしっくりこなくて。仁美の自殺、ハブという警官のいやらしさ、なんやかんやがあのラストへ向かうための何かで、、、好きでなかった。そして最後まで読んでも、政信への葛藤が、今ひとつわからなかった。
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良いなぁ、あのラスト
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上巻参照。2008.4.21
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早く読みたくて気持ちが前へ前へとつんのめっていった。本土返還の直前の沖縄。アメリカーに虐げられ続けたうちなーんちゅの怒りがついに頂点へと達する。CIAのスパイと反戦記者いう二重の仮面を被った新聞記者尚友のたった一つの願い、それは基地で玉砕すること。どうしてそこまで全てを憎みきれるのか、どこからその憎しみは生まれるのか、その憎しみの行き着く先は一体 どこなのか…尚友たちのやろうとしていることは法治国家として決して許されるものではない。けれど心のどこかで「それ」を成し遂げて欲しいと願う自分がいる。あまりにもあまりにも悲しい過去を持つ「国」沖縄。彼らの笑顔に裏にある悲しみを考えることも必要だろう、また 夏が来る前に。ただ、ラストがなんとも… 不全感が残る。