プリウスvsインサイト

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093798037

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  • インサイト発売に応じる形で、大幅に値段を下げて対抗した3代目プリウスとの対決をテーマにしている。

    1章では、100年に1度の大転換として技術革新が起きていること、石油の高騰とともに脱石油の流れがあること、ハイブリッドの主な4種類を紹介している。

    2.3章では、インサイトの開発秘話とその苦労、車に対するホンダイズムともいうべきDNAについて触れている。4章では、低価格で売り出されたインサイトに対して、価格競争で受けたトヨタプリウスを、開発秘話も含めて消化している。

    4章では、エネルギ密度が高い石油を見直すとともに、電気自動車への大きな流れの中で、プラグイン・ハイブリッド、EV車なども含めて、多くはバッテリーの技術革新が大きな意味を持っているとしている。

    感想としては、ハイブリッド、プラグイン・ハイブリッド、EV車とあるが、脱石油の流れの中で、バッテリーの技術革新が肝であると感じた。出版後5年近くで、インサイトは生産終了、プリウスは絶好調という結果に分かれたが、今後ともこの業界を見ていきたいと思った。

  • ハイブリッド車オーナーになるから気になって読んだ。インサイトの開発秘話と、プリウスの凄さが分かる。

  • 少し古いですが、ハイブリッドカーについての理解とその開発秘話について興味がある人にはとても面白いと思います。

    価格を意識したホンダのパラレルハイブリッド

    機能や次のプラグインハイブリッドを意識したトヨタのパラレルハイブリッド
    とでは大きく戦略が異なります。また両社の車に対する見方も異なる。

    世界では電気自動車が次々と現れる中で、ハイブリッドカーがガラパゴスにならないようになってほしいと願うばかりです。

  • 雑誌を読む様な感じでさらっと読めて、かつ情報量もそれなりにあってわかりやすかったです。
    ハイブリッド車に俄然乗りたくなります。

    開発サイドの視点で書かれていたので、できれば買った人、乗っている人の声も聞いてみたかった。

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