おれたちを笑うな!: わしらは怪しい雑魚釣り隊

著者 :
  • 小学館
3.35
  • (2)
  • (10)
  • (10)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 57
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093798488

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ☆4つ

    なんだかいつもどおりで、喰って呑んで酔っぱらって騒いで、そんでオツカレさんおやすみなさい という内容の本である。

    特に変わったことはおきない。でもしかしシーナ兄ぃの語り口が相変わらづ永遠に面白いのでそれだけでよい本だ。

    ちょうど連載がローカル月刊誌「つり丸」から全国区「週間ポスト」(ただし月一)に変わった時点のエピソドも載っていてそれはそれで興味津々魚の骨?なのだ。

    でもわしも結構忙しく、このあと『怪しい探検隊 済州島乱入』なども読まねばならぬので、短いがこれでさらばぢゃ。すまぬ。

  • 2021/10/09。
    雑魚メンバーがガン死..切ないなあ...つり丸から週刊ポストへ。

  • 怪しい雑魚釣り隊
    怪しい探検隊の頃から大好きな本
    焚き火と釣りの生活、憧れます

  • 「なんでこんなおっさんたちの仲間内のヌルい釣りバカ旅をそのまんま日記にしたようなのが面白いんだ?」と思ってしまう人は読まない方が良い。

    椎名さん率いる怪しい雑魚釣り隊行状記、第4弾。魚は釣れない、竿は落とす、酒飲んで美味いもん食ってたまに魚釣ってバカ話してるだけ。そのどこが面白いのか。理由は「同じようなことを自分もやってるから」。同じバカにしかわからない面白さ。こんな、何の気遣いもないバカ旅ができるシアワセ。疲れた頭を、思考回路を止めてリセットするのに良いんだなぁ。

  • 釣りはやらないが土曜の夕方の釣り番組をぼんやり眺めたり話を聞くのが好きだ。こちとら魚好きだが朝と船にめっぽう弱い。
    雑魚釣り隊の話を読むだけでかなり素晴らしく満足できる。エサにサバのぶつ切りを使うところだけでたぶんおれは確実に釣られる。
    自分の食う分だけでも釣ってみたいもんだが…ハマると大変なことになりそうだ。ああ、魚が食いたい。

  • 釣りしつつ宴会キャンプ。何度読んでも楽しそう。良いです

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×