ミシン

著者 :
  • 小学館
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感想 : 368
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  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093860628

感想・レビュー・書評

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  • 高校生のころ、「世界の終わりという名の雑貨店」の映画が深夜放送されいて、とても印象的でした。小説はまた違った雰囲気だけど、どちらもいい。
    なにせタイトルがいい。エモすぎて一度聞いたら忘れられません。

  • 高校のとき友達に借りて読んだのを、最近改めて読んで見ました!「世界の終わりという名の雑貨店」と「ミシン」の二本立ての作品。

    とにかく「世界の~」が泣ける!「なぜ人は失ったあとにしか大切なものに気付けないのか」という後悔と諦念の感情が独特のタッチで書かれている作品。文章が優雅&病的で、野ばら氏の世界に浸れます。

    続編の「ツインズ」も読んだけど・・・(-公-;)って感じでした・・・。

  • メンタルちっくな感じ。わたしは嫌いじゃない。

    恋物語として読むというより、登場人物の不安定な心情を楽しむために読んだという感じ。恋物語として読むならば、ロリヰタの方が個人的に好き。

  • もうちょっと若いころに読めばもっと良かったかも。

  • 中学•高校の時に読んだこと思い出したシリーズ⑥

    嶽本野ばら超好きだった!
    だから、捕まったときショックだった。という記憶。
    文章が奇麗なんだよね、そんでこだわりがあるから好感がもてる。

  • 初野ばらさん。「世界の終わりという名の雑貨店」が凄くタイプの話だった。始めて小川洋子さんを読んだ時のような気持ちになった。こういう絶対的欠落をかかえた人間同時がよりそって、一瞬だけ満たされるように見える。だけど、やっぱり救いようがなくて、よりお互いの欠落を際立たせるかたちになって、全然ハッピーエンドじゃない感じ。小川洋子さんよりはもうちょっとぐいぐいくる。
    しばらくは野ばら作品をよもうと思う。

  • 不格好でぎこちない登場人物たち。
    酔っている感じが嫌いです。
    会ってみたいとは思わない。

    でも随所に見受けられる「こだわり」は好き。

    積極的に好きではないけど嫌うまでもない本でした。

  • 狂おしい愛でいっぱい。

  • 愛なのか執念なのか。
    真っすぐすぎるから曲がって見えるのか。

  • 30分で読了。程よい狂い具合で読みやすく楽しめました。どちらも少女趣味な感じですね。嫌いではないです。

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著者プロフィール

文 嶽本 野ばら
京都府宇治市出身。作家。
1998 年エッセイ集『それいぬ̶ 正しい乙女になるために』(国書刊行会)を上梓。
2000 年『ミシン』(小学館)で小説家デビュー。
2003 年発表の『下妻物語』が翌年、中島哲也監督で映画化され世界的にヒット。
『エミリー』(集英社)『ロリヰタ。』(新潮社)は三島由紀夫賞候補作。
他の作品に『鱗姫』、『ハピネス』(共に小学館)、『十四歳の遠距離恋愛』(集英社)
『純潔』(新潮社)など。『吉屋信子乙女小説コレクション』(国書刊行会)の監修、
高橋真琴と共書絵本『うろこひめ』(主婦と生活社)を出版するなど少女小説、お姫様をテーマとした作品も多数。

「2021年 『お姫様と名建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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