- Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093860628
感想・レビュー・書評
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この人の本って好きか嫌いかどっちかでしょうね。限りなく男脳に近い私はダメだった。最後まで読むのに非常な努力を要しました。
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再読。行きに「世界の終わり~」帰りに「ミシン」と通勤時間で消化。
野ばらちゃんの作品ではこれが一番好き。と言うか寧ろこれだけ好き。
2010.02.01読了 -
デビュー作となった『ミシン』と映画化もされた『世界の終わりという名の雑貨店』の2作を収録。いずれも初期作品だが、その後の作品にも通底するファクターの核となる部分が見え、『エミリー』と共に作者の原風景とでも言うべきものが見てとれる。しかし「むき出し」と呼ぶには既に洗練され過ぎている気もする。耽溺しながらも、きちんと見せ方をプロデュースしているのは、技術以上に美意識の為せる技か。
『エミリー』ともどもかなり好きになった作品。収録された2作にそれぞれに続編があるらしいので、そちらも読んでみたい。ちなみに『世界の終わり~』はネット上の評判を見る限りでは、高橋マリ子が抜群に美しいということを除けば割とガッカリな感じの映画化だったようだ。 -
すっごいすき(笑)
恋愛小説はあまりすきではないけど野ばらちゃんはすき
大分昔に読んだ。たしか泣きました(笑) -
ミシンの方が好き。2はあえて読まないようにします。あの終わり方の方がパンクな感じだから。
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野ばらさんは私より、乙女のことをとてもよくわかっているとおもいます。
この人(オジサン)の本でわたしはマニキュアの塗り方をちゃんと知った -
お洋服の描写がすき。
世界の終わり~よりミシンの方がすき -
嶽本さんはお洋服の説明だけでほわほわする。
あと内容がえげつない。 -
嶽本野ばらを読んでいると、太宰を思い出す。
退廃的で、暗くて、丁寧な語り口調が印象的だ。
中学、高校の頃は大好きな本だったけれど、
せわしなく生きる大人になった私にとっては何だか酷くつまらないものに思える。
成長したのか、それとも私がつまらない大人になってしまったのかは判らないけれど、少し寂しい気がした。 -
はじめての嶽本野ばら。
装丁が綺麗で読みやすいですがピンときませんでした。
女子高生の頃読んでたらびんびん感じてたんでしょうか。
『ミシン』は健気な話といえば健気な話で、常軌の逸し方も確かに吉屋伸子さんの乙女道を踏襲しているかも。