世界の中心で、愛をさけぶ

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  • 小学館
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  • / ISBN・EAN: 9784093860727

感想・レビュー・書評

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  • 当時、多くの人たちが涙し「セカチューブーム」という社会現象を巻き起こしましたね
    わたしも巻き込まれ、映画もドラマも観ましたw
    小説はまだ読んでいなかったので手にとってもみました

    映画、ドラマ、小説では内容は少し違うかもしれませんが、ご存知の通り、朔太郎とアキの青春恋愛物語
    二人が高校生っていうのがまたいいですね
    ピュア!
    大好きなアキのために必死になる朔太郎がまたいい!

    そして、小説でもやはりありました
    あの、有名なシーンが!

    空港で搭乗手続きに向かう朔太郎
    そのとき後ろで物音が…
    振り返るとアキがソファーの下に倒れていた

    「助けてください」

    「お願いです、助けてください!」

    「お願いです、助けてください!」

    朔太郎の悲痛な叫びが空港中に響き渡る
    そして声はしだいに小さくなっていく…


    懐かしの「セカチュー」当時と変わらず感動でした。゚(゚´Д`゚)゚。

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      1Qさん、こんばんは(^^)
      懐かしい〜「セカチュー」!
      映画やドラマ観た……ウン
      有名なシーンは……覚えていますw
      。・゚・(ノД`)・゚...
      1Qさん、こんばんは(^^)
      懐かしい〜「セカチュー」!
      映画やドラマ観た……ウン
      有名なシーンは……覚えていますw
      。・゚・(ノД`)・゚・。
      2023/06/09
    • 1Q84O1さん
      チーニャさんもセカチューブームに巻き込まれていましたかw
      毎週、ドラマを楽しみにしていた記憶がありますw
      年をとって涙腺がゆるくなったせいか...
      チーニャさんもセカチューブームに巻き込まれていましたかw
      毎週、ドラマを楽しみにしていた記憶がありますw
      年をとって涙腺がゆるくなったせいか、小説でもあのシーンを読んでいるとウルウルしてしまいました(´Д⊂ヽ
      2023/06/10
  • 映画を見てから読んだ。意外と面白いとは感じなかった。

  • 映画とドラマがとても好きで当時はDVDも持ってました。ドラマ版の特典のカセットテープをよく聴いていました…。

    原作は初読み。朔ちゃん頭良い設定に驚きました!あとアキとも幼なじみみたいな設定でしたね。

    より哲学的な印象があり、そしてより淡白な印象。映像化の方が泣く要素が積み込まれているのは当たり前ですが。

    しかし冒頭の〈朝、目覚めると泣いていた〉はあぁセカチューだ…と平井堅さんと柴咲コウさん両主題歌が頭に流れながら読んでました。

  • 2017.10.23
    話の内容はなんとなく知っていたが、
    映画もドラマも見た事がなかった。
    愛するひとが死んでしまう話というよりは
    愛するひとが亡くなったあと、
    残された側がどうやって死を乗り越え生きていくかという話だったと思う

    個人的に朔太郎のおじいさんと結婚した祖母が少し不憫だなと思った。
    おじいさんの心の中に別の女性がいて、死んだあとは骨だけでもそのひとと一緒になりたいと思うくらいだった事を知っていたのだろうか。

  • お祖父さんの愛した人のお墓から骨を盗んでくるところ,ドキドキしました.純愛です.

  • あんね、

    ベッタベタかもしんないけど、
    展開が読めるのかもしんないけど、
    泣かそうと頑張りすぎ乙なのかもしんないけど、


    あたい、これは好きです。
    泣けるとは言わないけど
    一生の宝物とも言わないけど、

    別に悪いわけではないと思う。

    評判の先行が目立ち、評判と比べてつまらない、とか、逆に後の方になると、つまらないと評判だからつまんないんでしょ?みたいな風評がながれたりしたけど、

    駅で何気なくとって読む分には、おっけーおっけーだと思いますよ。


    個人的に「世界の中心がオーストラリアってのが意味わかんない」とかいう批判は嫌い。行間を読むという作業が必要です。


    高校ってゆー多感な時期に読んだから好きなのかもしんないけどね。

  • 作家の片山さんが同郷で手にした本。上手く現在と過去を交差させていると思います。淡く幼い本来なら、成長するに従ってただ懐かしい記憶になる初恋。その初恋の失い方があまりに痛くて切なくて…
    自分は初恋の思い出もたいしたものではないので、不謹慎にも羨ましいと思った。

  • 仲良くなった頃に書いて送ったリクエスト葉書。
    まさかそんな事になるなんて。

    現在を少しだけ。
    そこから過去へ。
    どんな生活をしていたのか、どんな話をしていたのか。
    どこにでもある日常で、大事な日常。

    若いからこそできる事、というのもあります。
    大人になったらできない選択ばかりです。
    読んでいて最大の謎は、最後。
    よくもまぁあちらの両親はこの状態を招いて
    何も言わなかったものだ、と。
    あきらめていた、のでしょうか?

  • 11年前に映画館で観ました。テレビ化された作品も観ました。どちらも泣きました。今更とは思いつつ原作を読みたくなりました。原作は、ずいぶんあっさりしているなあというのが実感です。

  • 高校生の時、本が出てすぐ、書店のポップを見て衝動買いしたのを覚えています。あの時は同世代の主人公の喪失感に衝撃を受け、また多感な時期もありすごく泣きましたが、文体の読みにくさを感じました。この作者独特の言い回しや言葉遣い等は他の作品でもやはり読みにくさを感じ、自分には合わないなと思いました。読み進めるのが苦痛なのです。その後この本が一世を風靡し、ドラマ化、映画化もされましたが、話題が大きくなればなるほど、「この本そんなにイイ?」という思いが強くなりました。
    死にまつわる内容と朔ちゃんの想いには泣けますが。本が読みにくかったので、映画の方が良かったな、という印象です。
    作者との相性ってとっても大事だなと感じた一冊です。

著者プロフィール

昭和34年(1959年)愛媛県宇和島市に生まれる。愛媛県立宇和島東高等学校卒業。1977年九州大学農学部に入学。専攻は農業経済学。1981年同大学卒業、大学院に進む。1986年「気配」にて『文学界』新人賞受賞。1995年、『きみの知らないところで世界は動く』を刊行。はじめての単行本にあたる。2001年『世界の中心で、愛をさけぶ』を刊行。その後、ベストセラーとなる。近著に『世界の中心でAIをさけぶ』(新潮新書)、『世界が僕らを嫌っても』(河出書房新社)などがある。福岡市在住。

「2024年 『含羞の画家オチ・オサム—美術集団「九州派」の先駆者—』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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