いま、会いにゆきます

著者 :
  • 小学館
3.70
  • (858)
  • (797)
  • (1579)
  • (100)
  • (26)
本棚登録 : 5788
感想 : 994
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861175

作品紹介・あらすじ

好きな人を思うとき、必ずその思いには別離の予感が寄り添っている。-もし、そうだとしても。書かれているのは、ただ「愛している」ということ。思いきり涙を流してください。新しいベストセラー恋愛小説の誕生です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小説を読み、映画を3回見て、
    3回同じ場面で涙しました…

    竹内結子も、大好きで。

  • すべてが繋がったときに、鳥肌が立つ。
    原作も映画も大好きです。

  • 雨の香りが漂う雰囲気や、語りかけるような優しい文体が美しい。
    思いやりと慈しみ、ただ愛してる。
    この小説がきっかけで本を読むのが好きになった。

  • 良いストーリーだったと思います。

    時間が限られている、いや、残りわずかと分かったら、人は必死になって守ろうとする。普段、何気なく見ている風景も、特別なものに思えてくる。

    そういう所を突いてくるこの本は、分かっていても感動し涙してしまう。

    今日一日、健やかに過ごせることに感謝しなければ、と思いました。

  • 『いま、会いにゆきます』
    とは将来に避ける事の出来ない「死」が待っていようとも
    『いま、愛に生きます』 という決意の言葉だった。
    その決意をさせた期間は6週間という時間では計ることの出来ない時空を越えた奇跡のとき。
    その奇跡のときを経た澪はもはや一人の女性ではなく優しくも強い母親となっていた。
    世界の中心で愛を叫ぶ必要などなく日本の片田舎で密かに諭せばいい。 澪は人生を自分で選択してはいるが始めから決まっていたようにも思える。 アーカイブ星の創造主とはトラックの運転手かもしれない。
    自分の命より大切なものはある。
    イングランドの王子様はきっと「そうなの?」って聞いてくるだろうけど。

    そうなの。

  • 映画版、ドラマ版と視聴済み。
    私は成宮くんとミムラさんのドラマ版が大好きでした。

    詩的な書き方だなというのが印象です。また、やはりドラマ版だと原作にプラスの部分や詳細まで描いているのでさっと終わってしまった印象がありましたが、それは仕方ないですね。

    この物語のように戻ることはないけれども一緒に過ごせる時間を大切に、伝えたいことは伝えるというのは変わらず大事だなと思います。

  • こんなふうに生きたい、こんな恋がしたい。
    美しい愛の形、愛の在り方を教えてくれた。

  • 『いま、会いにゆきます』読了。
    なんとなくこんな感じの話…という概要は知っていたけど、すごく胸がきゅーっとなった。
    死んだはずの妻が戻ってきて再び恋に落ちる話。
    息子と一緒に助け合っていこうとする話。
    大きな不具合を抱えている僕の話。
    優しさに溢れていて、愛おしさを感じた。ものすごく。
    大きな不具合を抱えているのもわたしも同じで。
    主人公と同じ「幸せになってはいけない」って思っていた節はあったけど。
    幸せになることは万人のために用意されているんだよね。
    澪が最後の最後に「あなたの隣にいて幸せでした」としたためていた。
    いつか、幸せって言ってくれるような人に出会いたいな。

    2019.12.28(1回目)

  • 妻の澪が雨の季節に幽霊となって夫と息子の元に還ってくる話。自分の抱える難病に付き合わせてはいけないと自分の事より澪の幸せを考え、本心を隠してワザと離れていこうとするところが切ない。「そうなの?」が口癖の佑司も純真無垢で可愛い。

  • 小学校の頃大号泣した本

全994件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。獨協大学卒業。'97年からインターネット上で小説を発表。2002年1月、「Separation」で出版デビュー、いきなり同作がTVドラマ化される。次作「いま、会いにゆきます」は映画化され、100万部を超えるベストセラーに。他の著書に「恋愛寫眞――もうひとつの物語」「そのときは彼によろしく」「弘海――息子が海に還る朝」「世界中が雨だったら」がある。

「2009年 『きみはぼくの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市川拓司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×