- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093861335
感想・レビュー・書評
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病気で母親が死んでしまった小学6年の隼人
死を理解できない1年生の弟・直人
不安定な弟を何とかしようと頑張る隼人がいじらしくて切ない。゚(゚´Д`゚)゚。
小さな弟を頼むよ!と母親に言われ、父親も隼人を頼りにして隼人は潰れそうになります。
そんな時に頑固な靴職人・栄造と出会い、ぶっきらぼうだが隼人と次第に打ち解けていきます。
70歳と12歳の友情がとても素敵で癒されます♪
大人しくて優しい隼人が本当の気持ちを父親にぶつける場面に泣けました(/ _ ; )
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購入して読んだあと、長年本棚にあったうちの1冊。
「旧い本を、ちゃんと1回読んでから断捨離しよう」計画の一環として。
12才の隼人が健気で潰れそうで可哀想過ぎて、泣けてくる。
亡くなった母親の双子の妹、美佳が無神経で酷い。
2005年第2刷発行に間違いあり。
本当は大介のところが隼人となっているところがある。 -
場面や月日の移り変わりは淡々と描かれているけど人物の心境や語りは丁寧で、日常の一部やありふれた出来事を大事にしている作者さんだなという印象。
解説の児童文学的だけど大人向け、って言葉しっくりくる。
交互視点による人物印象や心情描写の丁寧さと色鮮やかに表現される情景がとても美しくて、読んだ後に優しい気持ちになれる。
2人で過ごす時間をお互いが心の拠り所にしていて、壊れないように大切に守っている姿が絆を感じられて良い。 -
読後感が、スッゴく気持ちいい!心が暖かくなる。作者と隼人に、ありがとうを言いたい
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泣いた。
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湯本 香樹実「夏の庭」を読んだときの
切なさに少し似ている本でした。
頑固なおじいさんと、母の死を受け入れられない弟を
小さいながらに必死で守ろうとする隼人。
頑固なおじいさんと出会ったことで隼人が、
隼人と出会ったことで頑固なおじいさんが、
お互いに信頼できる味方になっていきます。
そして、2人に関わる人達が
だんだん優しさでいっぱいになっていくような
話でした。 -
小説というよりは児童書的な感じ。
いつものような「えっ!」という結末はないけれど
映像化されてもいいようなお話です。 -
“しずかな日々”が気に入ったので、次にこの本を。
頑固おじいさんと少年の物語。さらっと読めてあたたかく、よい感じの本でした。ハイジのおじいさんに泉谷しげるを足したイメージで読んでみました。 -
心があったかくなりました(・-・๑)
読みながら、悲しくなったり
あたたかくなって、電車で読んでるのを忘れて微笑んでしまったり
感動してちょっぴり泣きそうになったり。
うん、この本はよかった♪
胸が押しつぶされそうになりました。
レビューでもう泣ける!
胸が押しつぶされそうになりました。
レビューでもう泣ける!
桂さんは当たりが多いです\(//∇//)\
桂さんは当たりが多いです\(//∇//)\