ヘーメラーの千里眼

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 118
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861427

作品紹介・あらすじ

航空自衛隊のエースパイロットが引き起こした未曽有の過失事故、それによって国家の威信に重大な波紋が生じる。麻薬密輸船の攻防に頭を悩ます防衛庁は、何故かパイロットの精神鑑定を要求する巨大企業資本に翻弄され、途轍もない陰謀に巻きこまれていく…。女性自衛官初の戦闘機パイロット、岬美由紀、二十八歳。その愛と青春、挫折、そして生涯を賭けて挑む"謎"と"戦争"。サイコスリラーの妙味を加えた新感覚冒険ミステリー長編、最新傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物全員が読者の不安の中良い方向に収まる、これは作者の技量以外の何者でもない。
    途中、苛立ちを感じる人物も最後には
    疑問に思うことも最後には
    長い作品だったが、あっと言う間に読み終えた。

  • ふむ

  • 相変わらず千里眼シリーズ面白い!
    美由紀の戦闘シーンが少ないのが残念だったけど、頭のキレは素晴らしいですね。実際こんな事出来る自衛官はいないけど、こんな人がいたら日本は安泰です。
    次のトランス・オブ・ウォーもこのまま読み進めます!

  • ザッツ エンターテイメント面白かった。伊吹直哉ってこんないいオトコだったっけ?

  • これはおもしろかった!松岡さんの本は初めて読んだので、かなり出てるシリーズものの途中から読んでも大丈夫なのかなあと少し不安だったけれど、全然まったく問題ありませんでした。何より、読者を飽きさせない嵐のような展開がいい!次から次へと動いていく怒涛のストーリー、あちこち跳ね回るまさに『鉄の女』な主人公・岬美由紀。時折登場人物たちが垣間見せる脆い一面も、人間らしくてよかった。福井晴敏など、異常に自衛隊の艦隊内部や戦闘機描写に詳しいひとの本を読んでからだと、少し「え?」と思う部分もあるけれど、それを補ってあまりある展開のおもしろさでとっても満足のいく内容になってると思います。読後の爽快感は本当に素晴らしい!これから松岡さんにどっぷりハマりそうな予感です。

  • 千里眼シリーズ!岬美由紀が古巣の航空自衛隊基地へ戻る?過去とそして・・・
    迫力・そして物語の構成がすばらしい!
    これは過去の作品を読んでなくても読めますが、やっぱりシリーズものですから。

  • 命懸けで任務に赴く幹部自衛官の愛と青春の出発、トップガンを目指す若きエリートたちの壮絶な試練と、倒錯する人間模様。細部のリアルな筆致と、独特のユーモアでテンポよく読ませる娯楽作。ベールに包まれていた美由紀の過去と恋愛。青春小説とアクション小説とミステリー小説の巧緻な結合。
    このシリーズは結構好きで一気読みです。今回は長かったなぁ。。。

  • 千里眼シリーズ10作目

  • 松岡圭祐「<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093861420/affilliatecaf-22" target="_blank">ヘーメラーの千里眼</A>」を買ってしまいました。

    まだ50ページ程だけど 岬美由紀すら出て来ない〜
    しかも 今回も濃いキャラが登場ですな!
    伊吹直哉と 見鏡季代美(
    相変わらず凄いネーミングです!松岡氏)

    見鏡季代美 フェラーリで無茶し過ぎだし
    車を登場させるのん好きね この作者は!

    ところで「ヘーメラー」って何なんだろ?
    ん〜気になるが調べずに本編で出て来るのんを待つかなぁ

    それにしても この千里眼シリーズは回を追う事に 話が大きくなるよなぁ!

    <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088734777/affilliatecaf-22" target="_blank">ドラゴンボール</A>並みに話し大きくなりすぎだよ!
    そのうち岬美由紀はスーパーサイヤ人になるな ん〜きっとなるよ!

    私的には「<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094032592/affilliatecaf-22" target="_blank">マジシャン</A>」とか「<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093861277/affilliatecaf-22" target="_blank">イリュージョン</A>」が好きだなぁ!

    マジシャンのシリーズを読んだから
    テレビの手品番組のタネが結構見破れる様になったよ!

    因に 1円玉を焙って曲がるか試してみました。
    松岡氏 疑ってゴメンね!でもホントに曲がったよ!
       (内容が分からない人は「<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094032592/affilliatecaf-22" target="_blank">マジシャン</A>」シリーズを読むべし)

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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