最後に咲く花

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 248
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861489

感想・レビュー・書評

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  • 社会批判と生死観ですか?疲れる作品です(笑)
    ファウンドマネージャーの主人公は、バツイチでありながらテレビ局勤務の年下彼女と、難病の元大学彼女がいる。つまりは、飾っても二股。この恋愛とは関係ない、大学時代からの友人が絡んで、空疎な理屈が並ぶ。いや、内容は間違ってないんだけど、当たり前の事を重くしてる感じですね。哲学書じゃないんだから(^^;
    言葉が多すぎて、人物が生きていない。つまりは、面白くない(笑)まぁ、「世界の中心」もそれほど好きじゃなかったし、ありふれた内容を人物、エピソードじゃなく言葉でごまかしてる気もする。好みの問題でしょうが、合いません。

  • セカチューは読んだことがなく、
    片山恭一さんは初めてでした。

    期待して読んでみたものの・・・・・
    最後の章と中盤、友人と山で話すところなど
    生と死について現代の見方みたいなのを
    訴えてるのはわかるんだけど
    他のところが複雑というか遠回りすぎて
    いまいちストーリーに入り込めません。
    佐織の存在もあまり意味がないように思えるし
    もっと由希とのその後についても触れてほしかったし

    小難しいわりに言いたいことが伝わってこない
    はっきりいって期待外れ。
    この作家の本は、この先もう手に取らないかもしれないな・・・・

  • 最初から文字ぎっしりで
    なんだか内容も難しそうだったから読む気失せた 爆

著者プロフィール

昭和34年(1959年)愛媛県宇和島市に生まれる。愛媛県立宇和島東高等学校卒業。1977年九州大学農学部に入学。専攻は農業経済学。1981年同大学卒業、大学院に進む。1986年「気配」にて『文学界』新人賞受賞。1995年、『きみの知らないところで世界は動く』を刊行。はじめての単行本にあたる。2001年『世界の中心で、愛をさけぶ』を刊行。その後、ベストセラーとなる。近著に『世界の中心でAIをさけぶ』(新潮新書)、『世界が僕らを嫌っても』(河出書房新社)などがある。福岡市在住。

「2024年 『含羞の画家オチ・オサム—美術集団「九州派」の先駆者—』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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