ひとりずもう

  • 小学館
3.60
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本棚登録 : 1529
感想 : 223
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861526

作品紹介・あらすじ

テーマは「青春」。爆笑、そして感動。ももこワールド最新書き下ろしエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • ちょいとオヤツ代わりに読みましたけど流石に多才だった著者のエッセイ集♪
    初めてのエッセイ本なのでか路線から外れないように意識して力を入れている感じな作品でした。もう亡くなられて4年半近くになるのですねえ!
    ちびまるこちゃん、毎日曜日の夕方いまだに放映中なのが素晴らしいことだと思います♪

  • 静岡の八百屋の娘が努力の末に漫画家デビューするまでの話 もともとこの人の文章が好きなのも大きいが、あとがきまで読むと哲学書のようでとても影響力がある

  • さくらももこさんの小学校高学年~デビューまでの青春時代のエッセイ。
    学生時代の話は分かる分かるって頷いたり共感したり、デビュー時の話はなるほど!ちょっとメモしておこうと思った文章もあったりで楽しく前向きになれる本です。
    デビュー時の話は自分が迷ったときにまた読みたいと思います!

  • 漫画家さくらももこのエッセイ。中学校から漫画家デビューまでの青春時代を描きあげる。

    さくらももこのエッセイはすぐに読めるから好き。おもしろいし。
    夢に向かって焦りつつも着実にチャレンジしていく姿はかっこいい。
    自分の夢と、現実の自分を冷静に判断し、無理そうだったら微調整をしてまた努力をすればいいという言葉になるほどーと思った。
    私もまだ間に合うかな…
    まずは夢を見つけることだが;;

  • 性を意識し始める思春期から漫画家デビューまでの日々。
    基本的に他力本願でぐうたらスタイルを崩さないさくらももこ氏が、夢に向かい始めたときの姿勢、前につんのめるような姿勢に感動した。

    エッセイ漫画を描けばいいという方向転換がさくらももこ氏のエポックメイキングだったんだな。文章で書くエッセイもその後大成功してるわけだし。
    エッセイで書かれた数年後にはアニメも始まり、国民的アンセム『おどるポンポコリン』の作詞もするわけだから、すごいとしかいいようがない。とてつもないセンスを持った八百屋のぐうたら娘が主人公の映画を観たような気分。最高に気持ちのいい映画だった。

  • 久しぶりに読み直した。
    面白すぎて、全ての話で笑った。
    ユーモアが溢れているし、時代が少し前なこともあり興味深さもあった。
    特に女性におすすめしたい。
    そしてラストは感動した。

  • 印象に残ったフレーズ、あとがきより

    毎日、人の数だけ違う事が起こっている。同じ日なんて無い。一瞬も無い。自分に起こる事をよく観察し、面白がったり考え込んだりする事こそ人生の醍醐味だと思う。

  • さくらももこさんの青春時代、小学校〜高校生を中心としたデビューするまでの話。今まで読んできたエッセイ本の中で一番身近に感じられて、文書も面白かった。

  • 読むのは多分二回目か三回目とおもいます。
    18歳くらいの時は結構さくらももこの信者でした。漫画もエッセイも読み漁りました。
    この本はそのなかでも上位といえます。

    以下一番こころに響いた文章を紹介させてください。

    【何もしない青春の夏やすみ】より
    『ダラダラするなと言うのである。ダラダラする意外にはやる事が無いと言うのに、それすらしてはいけないなんて言われたら、死ねと言われているのと同じだ。』

    ご冥福を祈りつつ★5つです。

  • とても面白かった!さくらさんの文章は読みやすいし面白い。文章だけでも頭でイメージが浮かんでくるしあっという間に読み終わった。

    中でも『方向転換』という章が私は好きだな。
    さくらさんの
    漫画家になりたい。その一言だけでも充分に気持ちが伝わってきた。
    デビューするまでのお話が書いてあるが
    『あとがき』の憧れの職種に就職しても本番はこれからだ。という事にとても納得した。

    最後の最後の
    付録のこと も感動した。
    デビューが決まって掲載されるとわかってたけど、いつも確認してる場所に行って本を買って読む。
    すごく素敵だなと思った。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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