ハピネス

著者 :
  • 小学館
3.49
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本棚登録 : 781
レビュー : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861687

作品紹介・あらすじ

私ね、後、一週間で死んじゃうの-。ごく自然な流れで惹かれ合い付き合いだした僕達に、突然訪れた悲しい出来事。誰もが逃れることのできない死を見つめて過ごした7日間。

感想・レビュー・書評

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  • 余命一週間の高二の彼女がInnocent Worldに身を包み同級生の僕とお買い物をしカレーを食べお泊まりをする。彼氏と過ごす事を優先し両親もそれを尊重する事に多少違和感。でも愛なんだろうな。陳腐にならない信念のある空気が良い。彼女の希望のままな祭壇の花や骨壺が切ない。著者の丁寧語な文章はすんなり入って来てすき。

  • そういえばこの作品では、名前が一切出てこなかったように思う。
    それと語り口調も敬語。
    「平凡」という言葉がすべてのキーワードなんだろうな。

  • 野ばらさんは学生の頃はまって既刊を全て読み、影響されてロリータに少しなって、いろいろあって大人になって読み返すと感慨深い事もあったけど登場人物がやりたい事をやりたいようにしっかりやってくれて、熱がこみ上げてしまう良い台詞があって大人になってからわかる意味にぐっと泣きそうになったりするのでやっぱり好きです。読書少女にイノワ好きが多いのはハピネスが好きだからかな?。学生の頃の私ならこういう風に死んだら理想的だなと思ってたけど、大人になって性別複雑骨折してからはこういう風に恋人が死んでしまうのロマンチックだなと思ってしまう。久しぶりにイノワの扉を開きたくなる本です。あとココイチも

  • 15/09/21
    さくっと読めました。初めてこのひとの本を読みましたが、ちょっと稚拙なとこあるね。何より驚いたのは裏表紙内側の帯に載ってる著者の顔写真を見たこと。男のひとだったのね。そして何より本人がロリータ好きなのかな。
    ・徐々に完璧なロリータさんになるなんて悠長なことはいってられないの。私に遺された時間は余りに短いから」(P3)
    ・わたくし、改めて、お洋服の力の偉大さを痛感いたしましたわ」(P5)
    ・でもね、そんな時は、明日、君に逢うって約束を思い出すんだ。(P67)

  • 「私ね、後、一週間で死んじゃうの」

    彼女の台詞からはじまる物語。
    イノセントワールドがすきな彼女、カレーが好きで隙あらばカレーを食べようとする彼女が心臓の病気で死んでしまう。

    大阪でのイノセントワールド本店のシーンは身近でイメージしやすかった。

    とても優しいおはなし。

  • 少し。
    泣いてしまいました。

  • 途中まで今一だったが、最後まで読み終えました。
    良い作品だと思います。

  • 「わたし、あと一週間で死んじゃうの」という彼女の告白にたじろぎながらも頑張る主人公がすごいです!

  • 作者って男性なのか…。フェミニンだなぁ。この手の甘い感じのラブストーリーはとっても苦手。最後まで入りこめなくて、なんかお腹いっぱい。ファンタジーすぎる。ロリータの世界もわからん……。2012/124

  • 嶽本野ばらさんの作品は濃くて重くていろいろと現実離れしているようで苦手だったけれど、これはなんだかよかった。
    薔薇風呂に入るシーンが好き。
    私も思いっきり洋服を買いあさりたい・・

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著者プロフィール

小説家。エッセイスト。京都府宇治市生まれ。1998年『それいぬ――正しい乙女になるために』(国書刊行会、後に文春文庫)で、エッセイストとしてデビュー。2000年『ミシン』(小学館文庫)で、小説家デビュー。同作は、単行本と文庫を合わせて16万部に達するベストセラーとなった。03年『エミリー』、04年『ロリヰタ。』が、二年連続三島由紀夫賞候補となる。04年には映画化された『下妻物語』(単行本は02年刊行)が大ヒットした。この他の弊社刊行の小説作品は以下のとおり。01年『鱗姫』、『カフェー小品集』、『ツインズ -続・世界の終わりという名の雑貨店』、03年『デウスの棄て児』、『カルプス・アルピス』、04年『ミシン2/カサコ』、05年『下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件』、07年『変身』、08年『タイマ』、『おろち―olochi,super remix ver.』。公式ホームページURL http://www.novala.quilala.jp/

「2015年 『破産』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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