ハピネス

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 781
レビュー : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861687

感想・レビュー・書評

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  • 嶽本野ばらさんの作品は濃くて重くていろいろと現実離れしているようで苦手だったけれど、これはなんだかよかった。
    薔薇風呂に入るシーンが好き。
    私も思いっきり洋服を買いあさりたい・・

  • はじめて読んだ、嶽本野ばら。
    図書館の返却棚に戻されていたのを
    偶然手にして借りてみたらすごくおもしろかった。
    高校生の男の子が余命1週間の彼女と過ごす最後の日々というファンタジー。
    主題は、愛と喪失、神様と感謝、あたりかな。
    ロリータファッションや特別なデート。
    17歳の彼女が短い生涯の最後に望むことを、
    ふたりでひとつひとつ味わう描写は、なにもかも瑞々しく初々しい。
    生きる、ってこういうことをいうんだろうな。
    とりわけベッドの中のふたりからは、
    愛に満ちたとても幸せな空気が伝わってくる。
    清潔なシーツとあったかい体温。
    愛おしさと快感が溶け合う。
    生きる意味、死の意味を問うなかで、
    失ったとしてもかけがえのない人に出会えたことに感謝する。
    あたしもいつかそんな思いに至れるのだろうか。

    (2006年12月作成レビュー)

  • 純愛。読み終わったあとちょっと泣きそうになった。

  • 面白かった(^ω^)泣けると思う。

  • 胸のまんなからへんがきゅうきゅう締め付けられて大変でした。

  • 野ばらさん好きなんだよねぇ。
    お洋服に対するポリシーの強さとかってここまでくればかえって楽しい。

    これはお涙頂戴物。
    個人的に読んだ時期が『美丘』とかぶるからどうしても比較しがちになっちゃうんだけど、僕は断然こっちのが好きだ。
    死んじゃう彼女に精いっぱいの愛をささげ、精いっぱいの愛を与える彼女。
    そんな相思相愛ぶりが良かった。

    なんだろう切実なんだよね。
    野ばらさんの文章は切実なんだ。
    死の淵に立たされても絶対に自分は曲げないっていう切実感。
    どの作品もそうだけど、ハピネスでもそうだった。
    引用した文章はいくつかあってどれも長いから断念するけど、是非読んでいただきたい作品です。

  • 彼女が可愛すぎて、切ない。
    ありふれた物語だけど、すごく感動した。

    僕と彼女は今日も平凡で
    ありきたりな毎日を、
    ウルトラ・ラッキーで、
    ウルトラ・ハッピーに過ごしています。

  • 野ばら作品で初めて泣いた。生まれた意味、死を考えさられる本。

  • 死を目前にし残された時間を自由に生きる。そんな彼女と共に過ごす、僕の話。
    ラストは涙が止まらなかった。こんな風に一生懸命に生きたい。

  • 「私あと1週間で死んじゃうの」

著者プロフィール

小説家。エッセイスト。京都府宇治市生まれ。1998年『それいぬ――正しい乙女になるために』(国書刊行会、後に文春文庫)で、エッセイストとしてデビュー。2000年『ミシン』(小学館文庫)で、小説家デビュー。同作は、単行本と文庫を合わせて16万部に達するベストセラーとなった。03年『エミリー』、04年『ロリヰタ。』が、二年連続三島由紀夫賞候補となる。04年には映画化された『下妻物語』(単行本は02年刊行)が大ヒットした。この他の弊社刊行の小説作品は以下のとおり。01年『鱗姫』、『カフェー小品集』、『ツインズ -続・世界の終わりという名の雑貨店』、03年『デウスの棄て児』、『カルプス・アルピス』、04年『ミシン2/カサコ』、05年『下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件』、07年『変身』、08年『タイマ』、『おろち―olochi,super remix ver.』。公式ホームページURL http://www.novala.quilala.jp/

「2015年 『破産』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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