- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093862103
作品紹介・あらすじ
謎の連続殺人事件の現場には、いずれも不可解な記号が残されていた。同一犯の犯行か-捜査を進めるうち、インターネットに書き込まれた処刑リストが浮上し、警視庁特命係の杉下右京と亀山薫は、次のターゲットが東京ビッグシティマラソンへと向けられているとにらむ。現場に残された記号の意味は?犯人の真の狙いは?そして右京と薫の名コンビは3万人のランナーと15万人の観衆の命を救えるのか。
感想・レビュー・書評
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DVDも見ていたので、(細かな点を自分のペースで理解しながら読めて)それぞれの登場人物のイメージもあって、楽しく読めた。
右京さんの謎はいつとけるのかしら?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんで相棒って、劇場版は原作と犯人違ったりするんだろう?
大まかな設定はほぼ一緒なので、映画を思いだしつつ読みました。
本のほうが、チェスの対局がきっちり描かれていていいけど、
多分映画は、西田敏行のための(演技力に基づく)
変更なんだろうなと思ったり、
司城さん原作は、はじめて読んだと思うのだけど、
相棒への愛を感じました。
ちゃんとテレビ版のエピソードをふまえていて、
名脇役達も活躍していて、にんまりします。
映画にはなかった右京さんの過去話、ラストに眉つばと判明しますが、
真相は藪の中な終りもいいなぁ~、と思うチビ右京さん話でした。
「今聞いたけど、さっききみ、
僕と面会するためにアポ取りに来たんだって?
どうしてそのまま部屋に上がってこないの。
いつも言ってるでしょう。
君はアポなんて取る必要ありません。
いつだって会いますから」
「いえお忙しい方にそうもいきませんので」
そのまま回転ずしランチに誘う官房長が、今回のベストシーンです。
官房長が、生きてるっていいです。
「小野田です。今聞いたん -
映画とは犯人が違う内容だった。個人的には、犯人の思惑通りにことが進み、右京さんがキレるというか、自分に苛立ちをみせるなど、そんな部分がほしかった。
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初めて読んだけど、面白いねぇ!
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ドラマを良くみているが、やっぱり疾走感があって
現実にみえるようで面白い。
杉下右京と亀山薫の掛け合い。
杉下の鋭い着眼点。
連続殺人事件の現場に奇妙な記号が残されていた。
連続殺人はとあるホームページで処刑リストにあがった人達だった。
そして、東京ビッグシティマラソンが舞台となる。
犯人の狙いは? -
ノベライズ。映画版とは微妙に犯人を変えてありました。でも動機面やラストの展開は分かってしまうので、やはり映画を観てからのほうが良いかと思います。
「杉下右京の戦慄の過去」なるものがちらりと……うわあ、思わせぶりだなあ。でも右京さんの私生活が見えないってのには納得しました。たしかに、考えてみれば洗濯とかアイロンとかは自分でやってるだろうなあ。どんなところに住んでるのかも見当つかないや(ロンドン滞在中のアパートは似合ってましたが。あんな感じ?)。 -
劇場版のノベライズですが、真犯人が異なります。
個人的にはこちらの方が意外性も面白味もあると思います。
難点は小説オリジナルの部分が明らかに浮いて見えること。もう少し上手く処理してほしかった。 -
いやー
深いです。
刑事ものとしてべたなものも確かにいいんですが、それ以上に何か伝えるものがあったり、感じるものがあるそんな作品のように感じます♪ -
<内容>謎の連続殺人事件の現場には、いずれも不可解な記号が残されていた。同一犯の犯行か―捜査を進めるうち、インターネットに書き込まれた処刑リストが浮上し、警視庁特命係の杉下右京と亀山薫は、次のターゲットが東京ビッグシティマラソンへと向けられているとにらむ。現場に残された記号の意味は?犯人の真の狙いは?そして右京と薫の名コンビは3万人のランナーと15万人の観衆の命を救えるのか。