麻酔科医

著者 : 江川晴

• 小学館 (2008年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sakiko1952さんの感想 · 2023年9月2日]

君たちは患者の命の代弁者なんだ。
患者を眠らせるだけではなく、手術中は血圧や脈拍を管理し、術後も患者の命を見守る。新人麻酔科医の神山慧汰は自分に課せられた使命を深く胸に刻んで理想を追うのだが・・・・・

[みゆきさんの感想 · 2019年12月12日]

作者は看護師さんですか。医師作家と違って、タッチが柔らかめだと思った。
医療用語もあり、生々しいシーンもあり、面白かった。
けど、悠子が流産したり、瑠美がオペになるシーンは、ちょっとできすぎの気がする。

[maedakkさんの感想 · 2017年6月16日]

結構良かったけどなんか最後がいまいち

[ミースケさんの感想 · 2015年3月30日]

知っているようで知らない麻酔科医の世界。どんなにすごい
スーパードクターでも、麻酔科医のサポートが無ければ成り立たない。知られざる麻酔科医の世界がよくわかって面白かったです。ただ、小説としてはスムーズにうまく収まり過ぎたのが少々物足りなくも感じました。

[TT☆さんの感想 · 2013年4月15日]

江川　晴。医療現場の理想と現実。現場での長い体験でそれらしきドラマはいくつもあったんだろうね。病理描写はかなりリアル！

[kuma3kumakoさんの感想 · 2013年2月12日]

うーん…キレイごと。現実感ないな。理想に燃えててスバラシイけど。

[sk-kazuさんの感想 · 2012年11月21日]

新人麻酔科医の奮闘記

[hinankunさんの感想 · 2012年2月15日]

7

[ノブマユさんの感想 · 2011年12月20日]

新人麻酔科医が成長していく話。主人公のような医師は居そうで居ないのが事実だろうな。

[みのさんの感想 · 2011年11月13日]

某麻酔MLで、某先生が勧めてらした本。

新人麻酔科医がミスや過労、恋など、色々ありつつも、
一人前に成長していく物語
（文体はミステリーを思わせるが、いつまで待っても事件は起きない）。

あらすじ自体はよくある話だが、
ここまで麻酔科医の仕事・存在について、
熱く詳しく語っている小説は珍しい。
しかも、作者は元看護師とはいえ、本書を出版した当時で84才。
（今は87才？）文中の医療レベルも現実と相違なし。
認知症になるかならないかの境目はどこに!?

現役の麻酔科医にとっては、
自分の日常が文章になっているようなものなので、
あえて読む必要はないと思う。

「麻酔科って何してんの？へー、医者だったんだー」
という人は読んでみるといいかな。
手術受けたくなくなるけど、知らないよりは知っておいたほうがいいかも。